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澤田空海理さんのライブに行ってきた

昨日のライブのことを書き残そう。
澤田空海理さんのワンマンライブ「花火から逃げて」。
本当に素敵な時間で、バンドの皆様に、あの空間を用意してくれたたくさんの方々に、本当に感謝している。行ってよかった。

僕自身のライブ参加の経験でいうと、コロナ禍前、バレンタインデーのワンマン以来のこととなる。着席ではなく立って聴くライブは実は初めてだったし、人の数に圧倒される。

19時30分のアナウンス、そして「花火から逃げて」。
大迫力の音響とライト。さっきまでざわめいていた会場は、もう彼らの空気になる。
「夜の砂」、確かに花火だ。夏だ。

「傷つけたいわけじゃなかったよ」
「僕は似合うと思ったな」
元々の歌詞が現在形のところを過去形のように歌っていた。もう1個くらいあったはず。
それは心境の変化なのだろうか。

「さよならとメーデー」も澤田さんの声で聴けて嬉しかったな。

「蕃茄」は本当に本当に大好きな曲だから、部分的に録画してある。全部撮っておけばよかった。
常々言っているけれど、「私が買った苗で育てたトマトはいつか腐るだろうか 例えば水のやり過ぎならどれほどの僥倖か」、というフレーズから見える執着の表現が好きだから、ということを述べておきます。

何をどこまで書いていいのだろう。録画とSNS投稿が可能だからいいのか。鮮やかな種明かしを受けたようだ、「昼日中」と「29」には確かに「大丈夫という言葉を保険みたいに 何度も」という要素がある。すごい回収。

物販のスタッフさんにお手紙も渡してきた。
何を綴るかはとても迷った、私信だからもちろん公開などはしない。自意識が見えすぎると思ったから書かなかったことを、やはり過剰とは思いつつここに示しておこう。

どんな便箋にするか考えたとき、「望春」の「春色のスカート」という表現が思い浮かんだ。真夏なのに「春色」を探して文具店を彷徨って、緑色の便箋と封筒を買ってきた。使い慣れた茶色のペンで文字を刻んだ。

という感じで、僕なりに記録を残しておく。本当によかった。


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