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助成金、給付金、補助金の違いを世界一わかりやすく解説

コロナによる被害拡大を防止するために
様々な経済対策が打ち出されました。

給付金や助成金、補助金も
その経済対策の一つとして行われています。

この4つのすべてに共通して、

「国からもらえるお金」

というのは皆さんもご存知の事だとは
思いますが

「違いは何か」

と聞かれるとスッと答えれる人は
少ないかと思います。

今日の内容でその違いをドヤ顔で
誰かに話せるようになるかと思うので
是非最後まで見ていただけたらと思います。

本題に入る前にYouTubeでも5分で解説しているので動画をご希望の方はこちらからご視聴ください。


1.給付金とは


給付金は国や自治体から
支給されるお金のことで

提示される条件を満たしていれば
誰でも申請が可能です。

今回の10万円の特別定額給付金も
給付金の一つです。

他には
・失業給付金
・すまい給付金
・教育訓練給付金

といったものもあります。

また給付金には個人に対してだけでなく
事業主を対象に持続化給付金といった
ものもあります。

事業主が交付を受けた給付金は
収益と計上され課税の対象になります。


2.助成金とは


助成金とは国や地方自治体が
事業者の支援のために交付するお金の事です。

一般的に厚生労働省によるものが多く、
雇用の増加や人材育成、労働環境の改善を
行う事業者への支援金が一般的です。

支払われるのは基本的に後払いです。

つまり交付決定後すぐにもらえるという
わけではありません。

助成金対象となる事業を行って
経費を支払ったことを領収書で証明した後、
助成金が決定してはじめて支給されます。


3.補助金とは


IT導入補助金であったり、ものづくり補助金などは
最近よく耳にされる方も多いかと思います。

補助金とは、主に国が新規事業や、創業促進、さまざまな国策を促進するための手段で

その国策目標に沿った事業を行う
事業主に対してもらえるお金です。

また主体となるのは経済産業省が
中心になって公布されます。

これも助成金と同じく、
支給は後払いになっていて
自分で経費を支払ったことを領収書で
証明した後に補助額が決定して
その後、支給されることになります。

ここまで話だけをみると

「じゃぁ助成金と補助金って何が違うの?」

と疑問に思われる方も多いかと思います。


4.給付金、助成金、補助金の違い


給付金とは、助成金とは、補助金とは何か
について解説をしてきましたが
これだけの説明では

国からもらえるお金というのは
理解いただけたかと思いますが、

「結局何が違うの?」

と疑問に思われるて何がなんだか
ごっちゃ混ぜになってしまう方も
多いかと思うのでその違いについて
わかりやすく解説をしていきます。

細かくみると「んっ?」と思われる所も
少なからずあるかも知れないですが

ざっくりと分けた時にどうなのかを
解説するので
さらにもっと細かく知りたいという方は
厚生労働省のページをご確認ください。

まずは、


・助成金と給付金の違い


から解説をします。


助成金と補助金は目的など細かい違いがあるのですが
これに関しては基本的に

「呼び方が違うだけ」

という解釈で良いかと思います。

もう少しだけ細かく解説すると

奨励する目的のお金か、事業を助ける目的の
お金かの違いがあります。

つまり助成金の中の一つとしての給付金があると
考えるとわかりやすいかと思います。


・助成金と補助金の違い


助成金は受け取るための条件が決まっていて
それに満たしていればほぼ支給はされます。

それに対して補助金は予算が決まっていて
最大何件という決まりがあります。

なので補助金は抽選や早い者勝ちのような感じで
申請しても支給されない場合があります。

また助成金と補助金は国の中でも
運営主体と財源が違います。

助成金は厚生労働省が主体となるのに対して
補助金は経済産業省が主体になります。

財源は
助成金は雇用保険料なのに対して
補助金は国の税金から出ています。


以上が給付金、助成金、補助金の違いになります。

ざっくりまとめると

給付金と助成金はほぼ一緒で
助成金と補助金は難易度、主体、財源が
違います。

すべてに共通して

「国からもらえるお金」

というのは同じなので
混乱してしまいがちですが
これだけでも知っていると
明日からドヤ顔で知識アピール出来るかと
思うので是非参考にしていただけると嬉しいです。



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