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面白がり力の真のチカラ

作家体質とネタ

面白がり力とは、今あることを面白がるチカラのこと。私は、たいていの悲しいことも、悲運なこともネタになると思って生きている。これを学生時代からずっと「作家体質」と呼んでいた。
何があって、自分の心がどう動いたか。一つの事象の裏面に何があるか。そんなことを無意識に、時には意識して、いつも考えている。

今日の荒木博行さんのVoicyの配信を聴いていて、このネタにするの中には「面白がり力」が含まれていると気づく。

さらに、そこから「ない仕事」を作るという発想にみうらじゅんさんの凄さを感じた。ネタにするだけで終わるのではなく、「仕事」を作ってしまうのだ。

「面白がり力」


面白がる、という行為は、ツッコミ(批判)で終わらず見方を変えて、楽しむ行為だ。
この行為は「今あるカードでベストを尽くす」という考えの方の別側面だ。

今いる場所で咲く、足るを知る、ベストを尽くす。
どれも綺麗な言葉で、ムムムとなってしまうこともある。「わかっているけど」とつい思ってしまう。
けれど、今あるものを面白がる力があれば、おのずとそうなるのではないだろうか。
さらに、その場を面白がっている間に新たな仕事ができるとしたら、見たことのないエリアに行けて行動範囲が増えるのではないだろうか。
また、それまでには感じたことのない何かに触れるかもしれない。楽しいことに出会えたり、成長の場になることもあるだろう。

つまり、「面白がり力」はネタにする作家体質でとどまらない。真のチカラは、広さでなのか、深さでなのか、両方なのか、その人の行動範囲を大きくすることなのかもしれない。

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