#45 目標達成を妨げる心理的罠
こんにちは、ゆうです。
人間は「良い行いをしたら、悪い行いをしたくなる」ということをご存知ですか?
例えば、仕事が捗ったときは「よし」と自分を褒め、先延ばしにしてしまったときには「ダメ」とけなしていたりすると、午前中に仕事が捗ったら、午後はだらけてしまう可能性が高くなります。
このように、われわれは、良い行いをしたあとは(しようと思っただけでも)、悪いことをしてもいいという錯覚を起こす傾向があります。
これをモラル・ライセンシングといいます。
この心理現象により、大切な目標を忘れ、誘惑に負けてしまうのです。
では、モラル・ライセンシングを攻略するためにはどうすれば良いのでしょうか。
①モラル・ライセンシングを理解する
→客観的に「いまモラル・ライセンシングの影響を受けている」と気付くことができ、理性的な自分を取り戻すことができます
②「なぜ」自分はその行動をとるのか考える
→本来の目標を思い出し、目標達成に向けて行動できるようになります
③「明日も同じ行動をする」と考える
→選択を行うたびに、それが将来にわたってずっと影響を及ぼすことを認識することで、明日に先延ばしすることを防ぐことができます
私たちは良いことをしたり考えたりするだけで、すぐに自分のことをいい人間だと思い、また挫折しても正当化するのが上手です。
軸がぶれないようにするために、上記の3点を忘れず、自滅的な行動をしないようにすることです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な一日をお過ごし下さい。
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