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明け方の若者たち

明け若を再読した。
何度目の再読だろう。

とにかく、過去の自分の恋愛と重なって苦しくなる。

簡単に心に刺さった言葉をいくつか。

「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」

18ページ

この言葉はずるい…好きになる。^^

「だって、何者か決められちゃったら、ずっとそれに縛られるんだよ。結婚したら既婚者、出産したら母親。レールに沿って生きたら、どんどん何者かにされちゃうのが、現代じゃん。だから、何者でもないうちだけだよ、何してもイイ時期なんて」

48ページ

これはかなり刺さった。私は今何者でもないから、やりたい事が沢山できる身。最近兄にも言われたなあ。出来ること、やりたい事を今は精一杯やりなさい。と。

こちらの「会いたい」には応えないくせに、彼女の「会いたい」には拒否権がない関係だったように、僕からのサヨナラはありえなくて、彼女からの別れを待つ関係だった。彼女はつくづく彼女のままだった。

164ページ

これは経験があったので読んでてとっっっても苦しかった。普通に泣いた。

体だけでも前を向かないと、心は尚更、後ろを向いたままだよ」

175ページ

尚人〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!めちゃくちゃイイ事言うじゃん!!!!!そんな友達が欲しいよ!!!!!!!!


他にも刺さった言葉は沢山あるけど、わたしの語彙力ではこの作品を評価しきれないのが悔しい。
とにかく、友達に勧めまくっている。


この本からわたしはまた読書が趣味です。と言えるくらいまで本を読むようになった。

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