今日からまた

半分に割れた黄身が
西の彼方へとしずんでく

迎えに行ったはずの
あの気持ちも
紫色にしめつけた唇と同じように
痛いけな想いになっていた

愛と憎しみは
どこか似ている

似ているのは
向けられてるパワーだけ

とばっちりが
とてつもない波のように押し寄せて

もうちょっと考えてよ。ってくらいのスピードで
飲み込まれてしまった

朝からナイーブになるよ
その力でこられたら

なんて思うけど

そんな思るならもっと大切に思ってあげたら
よかったのにと言ってあげたくなった

ごめんね。って連絡がきて
いいよ。って返事した

君が悪いわけじゃなくて
君がおもった相手がそうだっただけよね

もぅ進んだものは変えられないから
これからの事考えようよ

そう言って君の心を掴もうとした

もぅ離さないよって言われて

もぅ離さないでって言った

僕は誰のものでもないし
君は誰のものでもないよ

ただ、そこに誓う何かに効力はないけれど

君は確かに
僕を離さないと言った事実が
運転席にこだましたんだ。

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