大西 歩 Ohnishi Ayumu

大西 歩 Ohnishi Ayumu

最近の記事

漫才「清潔感のある格好」

a「俺さぁ、最近分からんことがあって、お前に相談したいねん。」 b「何?」 a「清潔感のある格好で来てください。って言われることあるやん」 b「あー、フォーマルな場とか、良い飲食店とかでは良くあるよね」 a「そうそう。でな清潔感のある格好っていうのがどんなんか全然わからんから教えてほしいねん」 b「そんなん簡単やんか。言葉の通り清潔な格好すればいいだけやで」 a「はぁ?」 b「なんやねん?」 a「それが分からんって言ってんねん!」 「何を清潔と捉えるかなんか人それぞれやろ!

    • 漫才「出身地の話」

      a「女の子としゃべってて普通一番盛り上がるのって出身地の話やん」 b「そうともかぎらんけどな」 a「でな、俺はいわゆる転勤族ってやつで出身地に思い入れ浅いし、かといって「ここで育った!」っていう町もなくて、コンパとかで出身地の話で盛り上がれたことないねんな」 b「あーそうなんや。俺は京都出身やからその気持ちわからんけど、具体的にどんな所を転々としてきたんよ?」 a「あー、大阪で産まれて、二年後にパリに移って、三年後にハワイに引っ越して、その後も各国転々として去年モスクワに住み

      • 漫才「産婦人科」

        a「出産ってすごい大変らしいよね」 b「あーそうやな」 a「よう言うもんね。出産は喉から手が出るくらい痛いって」 b「鼻からスイカやろ」 「喉から手やったら、痛みを欲してるみたいやんけ」 a「でも喉から手出たら痛いやろ?」 b「それは、痛いやろけどやな」 a「あと、喉から手が出るくらい欲しい赤ちゃんを産むための痛み、という意味でもあるからね!」 b「うまいこと言えてんのか?それ」 a「まぁこの議論は総合的に俺が上回ったということで、ここまでにして」 b「なんじゃこいつ」 a

        • 漫才「戦争映画の名シーン」

          a「戦争映画って面白いよね」 b「面白いね」 a「中でも俺が好きなのはさ、戦場で同期の兵士が負傷してしもて「俺はもう置いていけ」って言うんやけど、見捨てずに肩を貸して一緒に帰ろうとする友情のシーンね」 b「いいシーンやね」 a「今日は、そのシーンやりたくてさ、俺が負傷した兵士やるから、お前はその同期の兵士やってよ」 b「わかった」 a「ウッ!脚を撃たれた。俺はもう置いていけ!」 b「お言葉に甘えて!ほな!」 a「おいー!」 b「どうした?、、、あっ、おにぎり置いていくわ!ほな

        漫才「清潔感のある格好」

          漫才「店内放送」

          a「スーパーとかで店内放送ってあるやん」 b「あるね」 a「あれがめっちゃ好きでさ、よう店内放送目当てにスーパー行ってんねん」 b「珍しいなぁ」 a「ほんで一通り聞いたら、お水だけ買って帰る」 b「普通トイレ借りたときとかにそれすんねん」 a「今日はさ、俺がスーパーの店内放送やってお前によく聞かせてあげるわ」 b「いや、いらんけどなぁ」 a「ピンポンパンポン」 「レジ担当の篠原さん内線でーす」 b「内線あるけど」 a「ピンポンパンポン」 「惣菜担当の上田さん内線お願いします

          漫才「店内放送」

          漫才「学校の怪談」

          a「学校の怪談って懐かしいよな」 b「懐かしいね」 a「俺の学校にはさ何年も言い伝えられてる怪談があったんやけど、お前の学校にもそんなんあった?」 b「あったよ」 a「おぉーほんまか!」 「俺の学校にわな、深夜二時に二階の女子トイレの鏡見たら、髪の長い女の霊が写るって言われててん」 b「似たようなのあったわ。深夜二時に教室の窓ガラスに小さな男の子がたくさん写るって」 a「うわー怖いなー」 「あと、こんなんもあったぞ。夕方6:30過ぎ、生徒は全員帰ったはずやのにグラウンドの

          漫才「学校の怪談」

          漫才「車購入」

          a「今度車買おうと思ってるんだけど、変な車買わされないように練習しときたいんだよね」 b「わかった。じゃあ俺がディーラーやってあげるから、お前お客さんとして買いに来いよ。」 a「おぉ、ありがとう」 「すみません、車を買いに来たんですけどぉ」 b「さようでございますか。でしたら私いちおしの車両をご紹介させて頂きますね」 a「お願いします」 b「まずはこちらですね」 「スポーツカーを思わせる流線型の車体をシックなレッドでお色付けしております。ちょっとしたあ出掛けにも高級感が生

          漫才「本能寺の変」

          a「大河ドラマってかっこいいよな」 b「かっこいいな」 a「そのなかでも特にかっこいいと思うのが、本能寺の変が起きてそのことを森欄丸が織田信長に伝えるシーンね。その時の森欄丸の緊迫した演技がかっこいいねん」 b「それは名シーンやね」 a「いつか森欄丸役に抜擢されたときのために練習したいねん」 b「じゃあ、僕の身体に信長下ろすから貴様は伝えに来る森欄丸を演じてみせよ」 a「もう信長入ってるやん!さすがやぁ~」 「ササッ、上様!大変にございます!」 b「hey boy! you

          漫才「本能寺の変」