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京都ライター塾アドバンスコース振り返りレポート(第4回)

ライターの江角悠子さん主催の「京都ライター塾 アドバンスコース」4回目。
定例の振り返りレポートを書いていきます!

●提出課題「インタビュー記事」公開(!?)赤入れ

前回・第3回で学んだ企画書を各自ブラッシュアップして臨んだインタビュー。そのインタビューをもとに書き上げた記事の提出が前回の課題だった。
各自が提出していた記事を事前に江角さんが赤入れをしてくださっていて、一人一人にその解説をしてくださるという、ある意味贅沢でちょっと緊張する回だった。

ライター塾8期で江角さんにインタビューさせていただいた私は、今回は違う方へのインタビュー記事にチャレンジした。
私が好きなコミュニティについて書いたので、「読んで!」という推す気持ちと、なんとか形にはしたから「伝わる記事になったかな、大丈夫かな」という気持ちと、両方があった。

私の番がやってきた。そんな風にドキドキしながらいると、江角さんから「わかりやすかった」のお言葉をいただいて嬉しかった。
書きたいと思ったことを書くことができたとは思っていたけれど、一般的にはまだ広く知られていない、やや「わかりにくい」内容に取り組んだため、正直、自信を持てていなかった。
だから本当に嬉しかった。

今回のインタビュー記事の大前提となる企画書については、江角さんやみなさまからいただいたアドバイスをもとに、企画の切り口自体を変更した。
もう一点、ライター塾の時のインタビュー記事を書くときに比べて大きく変更した点がある。それは、「構成」に時間の多くを割いたこと。
実施したインタビュー後に江角さんとお話しする機会をいただいたり、お手伝いさせていただいた「対談の記事化」で感じた「構成」の大切さ。その気づきから「構成」をつくるという工程に時間をかけてみた。インタビューさせていただいた方にもまず構成案を出し、その時点で赤を入れてもらうということを行なってみた。

小さいかもしれないけれど、私の中では進歩だった。

●赤入れしていただいての気づき

今回は、大きい修正の提案というより細やかな部分を提案いただいたように感じた。
その細やかな部分について、江角さんはいつも「小さいことなんですけどね」と仰ってくださる。何気なく聞いてしまっていたその言葉だったけれど、赤入れの解説をいただく中で、それが一番大事なことのような気がした。

提案をいただいた中で大切だと感じたことは
・カギ括弧を効果的に使う(一般的な使い方と違うときに使うとわかりやすくなる)
・言葉を書く順番に注意を払う(流れを意識して、読み手がわかるように書く)
・文語体と口語体のバランスを見て書く(文語体になりすぎない)
・読み手がモヤっとしないように言葉を足す(わかるかどうか悩む部分は書いておく)
・インタビュイーが損をしないように書く(その方の雰囲気を言葉で補って伝える)

あらためて「読者に伝わるか」を意識することが大切なんだと思い出せた。

●全体を通しての感想

「”こういうやり方があるんだよ”という提案をしたい」という私がこの記事で伝えたかったことを、江角さんが受け取ってくださって、それがただただ喜びだった。
「ちょうどいい熱量だった」という言葉をいただいたことも。
押しつけがましくないように、でも私が好きな世界観をおすすめしたい、その両方の気持ちがちょうど真ん中になって記事を書けたのかな。そうだといいな。
そして、赤入れいただいた箇所・内容を恥ずかしがったり反発せずに、冷静に受け止められたことも、進歩な気がする。
赤入れは提案だとわかっていても、以前はどこか否定されているように感じてしまう自分がいた。ただただ受け止められたのが嬉しい。

添削いただいた記事を元に、リライトやってみます!

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