管理職になろう系#1 雑務も本気でデキる部下へ

ども!課長歴、約8か月のかんちゃんです!

今回は、課長になって見えた事や、部下の時・課長の時でも大事だなと思う事を、20代の若い方や、少しでも会社をよくしたいけどなんだかなぁと、くすぶっているメンバークラスの方向けに書いていきたいと思います。
なろう系小説ならぬ、なろう系noteを。

タイトルでは「雑務も本気でデキる部下」と表現していますが、どういう事かと言いますと、
メイン業務以外で発生するタスクを本気で取り組むと、上司からは一目置かれると思いますし、上司は出来るだけあなたを側に置いておきたいと思うようになるでしょう。

何故なら、直属の上司、経営幹部、経営者はメイン業務以外に決める事やタスクで溢れています。部下の時には想定はしていましたが、想像以上にあるという実体験、今ココです。笑
育児に例えるならば、おむつ交換のやり方はyoutubeで調べて出来るけど、それ以外の「手荒れ」や「外出先でのおむつ処分対策」「お互いの実家におむつを置く・置かない問題」など、結構細かいですが運用を事前に決めておかないとスムーズに行かない事が数多くある、と言った感じです。

そんな状態で部下から

「あの件ですが、案を3つ考えてみました。個人的にはA案がいいと思いますが、いかがでしょうか?」
「調査して、○○さんにタスクを依頼してあります。」

など、自分の裁量の範囲で先回りして行動し、報告する。
課長職になって、約8ヶ月経ちますがそんな行動をされるととても頼もしく思えますし、『重要なタスクはあの人へ任せよう』『自分で決める前にあの人へ一回相談してみようかな』と、知らず知らず信頼する右腕として一目置かれているかもしれません。

会社は政治家とは違うので民主主義ではなく、上層部からの決定で「管理職」や「責任のあるポスト」が推薦される事がほとんどだと思います。
「社内で何となくでみんなから好かれている人気者なあの人へ」という理由で、管理職を推薦するという事はあまりないと個人的には思っています。

派手さよりも、泥臭くテキパキときちんと重視。

人前に出ない仕事にも価値があります。
分かりやすく営業マンに例えるならば、
・目標達成率120%の自分の数字達成しか見ていない営業マン
・目標達成率80%でもチーム全体のタスクも率先してこなして、チーム全体の動きもサポート出来る営業マン
なら、後者のチームの事を考えている営業マンの方が、管理職に推薦される可能性がより高いと考えています。

例えば、あなたがメイン担当のプロジェクトがあったとして、そのプロジェクトのベンダーさんや、他社の方をお招きして研修を行う事になったとしましょう。
関係性にもよりますが、その日程調整の連絡や内容の打ち合わせを、上司に全て任せてしまっていたり、「あれ?あの目標に対する計画ってどうなってるんだっけ?」と心配させてしまっていると、重要な仕事や責任のある仕事は任せられない、と判断されてしまうかもしれません。
なので、
『課長、今度○○会社とこんな研修をしたいと考えております。理由は、△△という目標を達成するためです。内容に問題なければ、最初だけ間を取り持っていただき、その後の日程調整や内容の打ち合わせのやりとりは、私に任せていただけないでしょうか?』
というような感じで、上司に「承認」を得て、「権限」を取りに行くのです。
上司側として、めっちゃくちゃ頼もしいですし、
『よろしくお願いします!』と上司からも快い返事が返ってくると思います。

AIやデジタル化が進むこれからの時代でも、どんな職種・職場でも必ず訪れる場面であり、重要なスキルなので、「あ、自分では出来ていないかもな」と思う節があるならば、今からでも遅くないので明日から実践してみると、上司は『おっ、助かる!』と思ってくれるはずです。

誰も手を付けない雑務こそ、本領発揮のチャンスです。
一生プレイヤーでいる、そんな考え方を否定はしませんし、スペシャリストという生き方もアリだと思います。
ただ、フリーランスでも、会社に所属していても、仕事は一人では出来ません。必ず、自分の評価者やビジネスを動かす上での意思決定者がいます。
そんな人たちに、「おぉ、あんた中々やるやんけ!」「一緒に仕事していて心強いな!」と思われてこそ、次の自分にとってワンランク上の仕事が回ってきて、次のステージにいけると思うのです。

よりスケールの大きい仕事や、今の会社を少しでも良くしたいと思うなら、「自分の上司や、上司の上司が、今何に困っているのか?」を常に考えて、行動する癖は持っておきたい所ですよね。

最後に、最近響いた言葉を残して終わりたいと思います。

青島、正しいことをしたければ、偉くなれ

踊る大捜査線 和久平八郎のセリフ

決して、滅私奉公したり、ゴマすりをしようという事を言いたいわけではありません。上司を顧客と捉えて、利害の一致する対等なビジネスパーソンとして接する事が、信頼を得る近道なんじゃないかなと思います。
結果的に管理職にならなくても、新規事業のプロジェクトリーダーや、責任のあるポストを将来的に任される可能性は高くなると思いますし、例え転職したとしても「上司と信頼を構築する力」はどの職場でも役立つはずです。

次回は「仕事上での期限を誰よりも守り、遅れる場合は必ず連絡を入れる大切さ」を書きたいと思いますので、もしよろしければご覧ください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!

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