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【大学生・受験生】新聞とプレゼンテーション

つい最近、塾バイトでお話しした内容をここでもシェアします。
塾バイトとはいえ、受験生だけでなく大学生にも役立つ内容になっているはずです。

結論 新聞の話題を冒頭に話そう

プレゼンテーションの導入部分って何を話そうと考えていますか?
正解は一つじゃないので、自分が思う最適な方法でスタートさせればいいのですが、1つのアイデアとして、新聞の話題から始めるということを提案しておきます。
なぜなら、新聞の話題というのは、発表者と聴衆の共通の話題になるからです。
アカデミックな場面なんて特にそうでしょう。
研究者はみんな新聞読んでいるはずですからね。

大学受験生も高校受験生も、AO入試などではプレゼンテーションがある場合もあるでしょう。
当然、受験生と試験官の先生がシェアしている情報なので、聞き手からしたらスッと入ってきやすくなります。

すると、プレゼンテーションの掴みの部分で、聴衆の印象に残すことができます。
特に、新聞を読んでいる受験生や大学生はそんなに多くはないと思うので、冒頭の部分から「この人はほかとは違うな」と思わせることができるのです。
そう思わせたら勝ちです。

初頭効果と呼ばれる現象なのですが、心理学的にはいちばん最初に抱いた印象がしばらく残り続けるという性質があります。
つまり、第一印象で評価はほぼ決まってしまうのです
しかも、たった数分のプレゼンでその印象を変えることは難しいこともわかっています。
だからこそ、プレゼンテーションの冒頭部分は重要なのです。

新聞、読みましょう。
たぶん、人間の言語能力や論理回路は文章を読んだ量によって左右される部分は大きいと思います。
普段から文章を読む習慣を身に付けられるとベストでしょう。
本を読めるといいのですが、まずは新聞を読むことから始めてみるといいのではないでしょうか。
一面だけとか、興味のあるトピックだけとか、社説だけとかでも構いません。
そして、現代文力の向上と聴衆の印象アップの一石二鳥を狙ってまいりましょう。

参考文献
Holvorson, H. G. (2015). No One Understands You and What to Do About It. Harvard Business Review Press.

※本記事に含まれる情報は最終更新日時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

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