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新生さいたまブロンコスについて思うこと

さいたまブロンコスの変化

7月1日、さいたまブロンコスのチームカラーとロゴの変更が発表されました。

ブロンコスといえば緑がチームカラーだったので、良くも悪くも今までのイメージを壊すという意味ではかなり有効なんじゃないかと思います。

けど、Bリーグのチームって赤のチームってめっちゃ多いですよね。なんか他のチームと被っちゃっている感じがちょっともったいないかなって感じがします。そういう意味で、緑を継続してほしかった気持ちはあります。

…なんて思っていたら、↓の記事でチームカラーの変更の経緯について、池田氏自ら語っていました。

池田氏はもともと色の変更は考えていなかったが、周囲から「全てを変えてほしい」との要望があったようです。池田氏が率先してチームカラーを変えたのではないか?と推測していたので、そういう経緯での変更だったと知り、とても驚きました。

ロゴのデザインはシンプルな色使いで、洗練されたイメージを受け、個人的にはすごく好きです。

また、新体制への移行に伴った変化がいくつかありました。私が気になったものについて紹介したいと思います。

一つは、SNSです。

新体制に移るちょっと前からツイッター公式アカウントが、自由奔放で言いたい放題なツイートが多くなり、プチ炎上のような状態が続いていました。これは炎上してでもブロンコスが話題になるようにしたいという思惑があったようです。7/1以降はだいぶ落ち着いた感じになり、その代わり新しく始まったインスタの方がだいぶはっちゃけてる感じになっています。
またYoutubeチャンネルも開設されて、より積極的にSNSでの情報発信していこうという様子が見られます。

そして、個人的に一番の大きな変化だと思ったのは、選手たちにはプレーヤーとしてだけでなく、他の業務も担当してもらうということです。

バスケットボールを含む多くのスポーツ選手は、セカンドキャリアについて考える必要があると思います。兼任することで、引退後の人生設計にも多くの良い影響を与えてくれる可能性はあるかと思います。一方で、選手たちが練習などの時間を確保することが難しくなる可能性も想定できます。
個人的に疑問なのは、実業団でバスケするのとかとは違う感じなのかな?ってところも気になります。

変わらなかったもの

大幅な変更がある一方で、変わらなかった部分もあります。

チームカラーは変わったものの、ブロンコスという名前を引継ぎ、馬のマークを使い続け、
ダブルホームタウンではあるけれど、所沢をホームタウンとして公言してくれるのは、ブロンコスの歴史を完全に無かったことにするのではなく、ちゃんと継承する意志のように感じ、昔からのブースターとしてはとてもうれしく思っています。

これからのブロンコス

このnoteを書いているときに気になるニュースが入ってきました。東京サンレーヴスのB3リーグ退会のお知らせです。

もしかしたら、今シーズン参入できないチームがあるかもしれない…。なんて思っていた矢先、bjからブロンコスと一緒に移ってきたサンレーヴスがこんなことになるとは…。とはいえ、特例で来シーズン戻ってこれる可能性もあるようです。チームが減るのは悲しいので、しっかりと体制を整えて戻ってきてくれることを期待しています。

ブロンコスは今回このタイミングでの新体制に移ったこともあり、今シーズンは大丈夫なんじゃないかと思っています。しかし、もし旧体制のままだったらサンレーヴスのようになっていたのかもしれません。

はじめてのバスケのトップリーグに触れるきっかけになったのは、中学生のときのブロンコスのバスケットボール教室でした。その時にプロのプレイを観て、生でダンクを観て、凄さを感じ、ファンになりました。
一方で、近年のブロンコスは素直に応援できない部分が多々あり、少し気持ちが離れていました。

今回の池田氏が多くの変化を起こし、それに賛同した選手やスタッフが集まり、「赤い絆」が生まれ、育っていこうとしています。特に嬉しかったのは、所沢の隣の狭山市出身の泉秀岳選手が「埼玉のために」と移籍してきてくれたことです。

bjリーグの時代、日本一をかけたファイナルの試合を、キングスとブロンコスでやってほしいと願っていました。しかし、結局ブロンコスはそこまで上がってこれませんでした。Bリーグが開幕した後はそれぞれB1とB3になってしまったので、試合する機会が全く無くなってしまいました。今回のがきっかけになってブロンコスが強くなり、いつかB1まで昇格し、チャンピオンシップの会場がゴールドとSAVAGE REDで染まる日が来ることを期待しています。

これからの新生ブロンコス、注目です。


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