[TED]独創的な人になるための驚くべき習慣
こちらの要点をまとめます。独創的になり大きな成功を収めるためにどうすればいいか語られておりとても参考になります。
Warby Parkerの投資の見送り
- 学生から投資してほしいと依頼があったが、インターンや別の仕事と並行して進めており、半年経っても動くサイトができなかった。投資を見送った。
- 現在は1,000億円以上の評価額を持つ成功企業になっている。
ぐずぐずと先延ばしにしてしまうのが独創的な人の特徴?
- Warby Parkerの投資を見送った理由の一つが、動きが非常に遅かったからである。
- 企業への調査を行い、タスクの先延ばしがどれだけあるか、どれくらい創造的かというアンケートを上司に行った。
- 期限に追われ、いつも期限より前にタスクを終えている人の方が創造的でなかった。
- 次の実験で、新規事業を対象者に考えさせた。締め切り通り終わらせたグループ、5分間マインスイーパをやらせたグループ、10分マインスイーパをやらせたグループ。
- 結果、5分間マインスイーパをやったグループが16%より創造的だった。
- これは、タスクを渡された後、マインスイーパをやってタスクを遅らせている間にもアイデアが膨らんでいるということ
歴史的な成功者もぐずぐずと先延ばしにする人が多い
- ダヴィンチは16年もモナリサを書くのに時間がかかってしまった。
- マーティンルーサーキングも、スピーチの当日朝3時に修正を加えており、スピーチ開始直前まで観衆の前でメモを修正していた。タスクをギリギリまで終えず、先延ばしにしていたためスピーチの途中で台本になかったにもかかわらず、"I have a dream"という伝説的なメッセージが生まれた。
- 先延ばしにすることは生産性を低下させるが、創造性を大きく向上しうる
- 歴史的な成功者はスタートするのは早いが、終わるのは遅い。
先行者優位という神話
- Warby Parkerには、他社が先にオンラインでメガネを売っているので早く追いついた方がいいとアドバイスしていた。ただ、Warby Parkerは顧客がどうしたら快適にメガネをオンラインで買うのかを試すのに時間を使っていた。
- 一番最初に市場参入するものの失敗率は47%で、後発の失敗率は8%
- FacebookもMyspaceやFriendsterより後発
- GoogleはYahooよりも後発
- 0からアイデアを考えるより他の人のアイデアを改善する方がよっぽど成功確率が高い
疑いや不安を強く感じるのが独創的な人の特徴
- ファイヤーフォックスやGoogle Chromeを使っている人の方がSafariやIEを使っている人より仕事で成果を出している
- SafariやIEはデフォルトでPCに入っているが、Chromeは自分でインストールする必要がある。PCにデフォルトに入っているものでも疑い、もっといいブラウザがあるのでは、と当たり前のことにでも疑いを持てることが大事
挑戦しないことを恐怖に感じる
- 起業して倒産することよりも起業しないことの方をより恐れている。
- 後悔が大きく残るのはやらなかった後悔
- イーロンマスクはSpaceXの打ち上げは失敗すると思っていたが、挑戦しないことの方が失敗だと考えている。
独創的な人はひどいアイデアもたくさん持っている
この人形を生み出したのは誰でしょうか?
- エジソンです。
- エジソンは変な人形を作り失敗しても、他の発明があるので、そんな失敗を気にする人など誰もいません。
- 成功者は失敗しているアイデアも多い
- ベートーベンとバッハとモーツアルトは作曲数も多い。(600-700)
- たくさん曲を作っているからいい曲ができている。
- とにかくアイデアをたくさんこなすのが大事
まとめ
- 早く取りかかり、終わるのを先延ばしにすることが創造性を豊にする。
- 当たり前を疑い、挑戦しないことを恐れる
- 酷いアイデアも含めとにかく多くのアイデアに挑戦する
これらを実践することで世界をよくできる
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