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授業:スポーツマネジメント@イングランド

学び:とにかく発言すれば自然と考える機会が増える。気持ちで伝えきることが最後は大切。

気づき:毎日がチャレンジの機会にあふれていること


今回は、2020年の前期の授業を紹介しながら、その中で得た学びと気づきを書いていこうと思います。


前期4つの授業

1:Sports Entrepreneurship 

まず1つ目は『スポーツ起業論』です。この授業ではスポーツ業界で起業するに当たってどのようなプロセスを踏んでいくのかを体系的に学んでいきます。例えば、エレベーターピッチ(自分のビジネスを投資家やステークホルダーに興味を持ってもらうために行われるもの)の準備から行う際に気をつけることを学びます。

課題が授業でやったことのまとめなのでどんなことを学ぶのか共に紹介します。自分オリジナルの商品・サービス、マーケット調査、競合調査、商品・サービスのコスト、収入・支出予測、バックプラン、実施計画をビジネスプランとして提出します。

2:Sports Industry Consultancy

2つ目は『スポーツコンサルティング』です。この授業では実際に4、5人で構成されるグループで1つのプロジェクトに取り組みます。コンサルタントが実際にどのような仕事をしているのか(問題定義、目標設定、分析、意思決定)を学びながら、同じようなプロセスを毎週のプレゼンテーションを通じて学んでいきます。コンサルタントといっても様々なものありますが実際に授業で行っているのは、地元のフットボールチームをクライアントと仮定し、戦略的にどういった部分が問題で改善していくべきかを提案していきます。

最後に、実際にコンサルタントが行っているように問題定義から意思決定までのプロセスをフットボールチームを事例に提案書を課題として作成します。

3:Digital Marketing

3つ目は『デジタルマーケティング』です。この授業はビジネス学部の生徒の授業ですが、自分が選択しました。この授業は、ITテクノロジーを使ったマーケティングは普通のマーケティングとどのように異なるのかを学びます。とてもマーケティングは広義的な概念ですので基本的なものを網羅的に学びます。SNSを利用したマーケティング戦略もこの授業がカバーしています。

課題は、1つの組織(会社)を選び、その会社が実施しているデジタルマーケティング(マーケット調査、競合調査、改善提案など)方法を分析するものとなっています。

4:Dissertation

4つ目は『卒業論文』です。自分が学んできたものの集大成です自分が取り組むテーマは、英プレミアリーグのあるチームが実施するSNSマーケティング戦略がアジアのファンの消費行動にどのような影響を与えているのか?を探求する予定です。

プレミアリーグクラブがグローバルにファンを持つ中で、SNSは地理・時間的壁を超えて、クラブがファンに楽しいコンテンツを提供することを可能にし、クラブにとってファンとの関係を築く上で最適なツールになっています。しかし、実際にSNSのマーケティング戦略が収入向上に結びついている明らかな繋がりが見えていないのが現状です。

そのため、実際にアメリカで行われた研究をベースに簡素化し、自分で突き詰めてみようと感じ、これを卒業論文のテーマにしました。


全ての授業に共通するもの

この4つの授業全てに共通する物があるなと気づきました。

『実践に直結する』ということです。

特にこれらを通じて、『あ、伝え方が上手く行かない!うわ、進め方の意向が合わない!このデータはどんなことが言える?などなど』足りないなと感じたものを今のうちに気づけるのは卒業後に活動していく中で大きなアドバンテージです。

海外で働いている方が、『発言をしないと貢献をしていないとみなされるから、間違ってもどんどん発言していくことが大事だよ。学生のうちなんて何言っても失う物ないんだから、今のうちにどんどんやっておくべきだよ』と自分におっしゃってくれましたが、本当にその通りだなと感じました。

黙り込むことの悪いことは自然と考えずに物事をスルーしていることです。反対に、発言をするということは考えることを必要とするので自分にとってメリットであると言えます。


最後に

今回は授業の紹介とそれらから得た共通点を書きました。

実践に繋がる授業で、単にレポートを書くスキルが向上するだけではなく、コミュニケーションの取り方やデータ分析など様々なスキルが得られる機会があらゆるところに転がっています。

卒業後のイメージをしながらチャレンジできる毎日を謳歌しようと思います!

最後まで読んで頂きありがとうございました。






 

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