冬が苦手

寒いのが嫌いである。

暑さ、寒さ、どちらも決して快適なものではないが、どちらかを選べと言われたらすぐさま夏を選ぶ。

寒いのが「嫌い」であるだけならまだしも、僕の場合はイライラしてくるから厄介である。

ああ！寒い！ふざけんな！と怒るわけであるが、誰に対して怒っているのか自分でも分からない。
お天道様に対して怒るのは気が引けるが、それでも寒いという現象があり、それに対して自分が怒っているのは事実なので、仕方があるまい。

寒い以外にも、肌が乾燥するのも厄介である。
元々皮膚が弱いので、相当ケアしないと大変なことになる。
空気も乾燥するので風邪も引きやすい。
雪でも降ろうものなら滑るのが嫌すぎて引きこもりたくなる。

よく、子供の頃は雪が楽しかった、という話を聞くが、僕は別に楽しいと思ったことはなかったとふと思い出した（笑）
あ、嫌いな体育が中止になるから、そういう意味では嬉しかったかな。

早く暖かくなってくれないだろうか。
ここ数年日本の夏は暑すぎるから嫌だと一般的には言われるが、僕にとっては猛暑もお茶の子さいさいである。
肌も乾燥しないし快適だ。

前は、暑いのが好きだから東南アジアに移住したいなと思っていた。いや、今でも思っている。

あ、東南アジアと言えども北の方は意外と寒いので注意が必要である。

前、ハノイに降り立ったら予想外の寒さで、思わず詐欺だ！と叫んだ記憶がある。

いやはや、誰が何の詐欺をしたのかさっぱり分からない。勝手な期待というのは恐ろしい。

せめて冬だけでもいいから東南アジアの常に暑い場所に移住して働けるような、そんな生活を手に入れられるようにしたい。