戦いはこれからだー

仕事で、チームのメンバー替えが発表され、私はかなり喜んだ。
これまで、ランチタイムに愚痴や夢を語り合うためのメンバー的存在だったワーママの先輩(以下、M先輩)と、同じチームになったからだ。

これからどんなことができるだろう?
あんなこと、こんなこと、もしかしたらできるんじゃないか?
働き方に制限があっても、やりたい仕事ができる!
次のチームでそれが実現する・・・!

年始早々グッドニュースすぎたそれは・・・
今日もろくも崩れ去ったのであった・・・

新たな上司は、私のことを補佐要員として認識していたのでした・・・

私たちが提案する企画を「ふーん」と言って・・・

絶望しすぎると言葉が出なくなるのは私だけだったらしく、M先輩はこうしていきたいという要望を強く語った。
ただ、既存の企画は絶対で、これを補佐するために配属された要員であることに変わりはなかった。
これが、古い体質が染みついた部署の、時短ワーママを扱う姿である。
言いたいことは山ほどあったが、根深い闇を実感し、とにかく、くっそー---って感じ!

そんな気持ちを吐き出す場所は、M先輩しかなく、
二人であーだこーだLINEで言い合って、それでもこれから、より良い仕事内容・ワークスタイルを開拓していくことを誓い合った。
(気持ちを共有できる相手がいることで多少救われた・・・ありがとうM先輩・・・)

戦えば負けることもあるが
戦わぬものはすでに負けている

上野千鶴子

そのあと、ノンアルビールを飲みながら、オークラさんが書いた「自意識とコメディの日々」を読んだ。
頑張らずとも読了。おもしろかった。

出てくる人が好きな人だらけだった。
好きなことをとにかくどんどんがむしゃらに突き詰めて実現して、理想ができて考えてまたやってみて、試行錯誤してそれが自然と時代を作っていた、表現者の生きざまのかっこよさがあった。

私もかろうじて、自意識がまだ残っている。
だからこそきっと苦悩している。
ここで腐らずに、人に伝えることをあきらめないようにしたい。
日々戦いで、日々勉強なのである。

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