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異界・境界についての10冊

11月の夢中飛行内ゆとぴやぶっくす大宮分室のテーマは『異界・境界について』でした。
選んだ本は以下の通り。

ロマンティックな狂気は存在するか 狂気伝説の解体学/春日武彦

霊感少女論/近藤雅樹

異文化としての子ども/本田和子

現代の民話 あなたも語り手、わたしも語り手/松谷みよ子

続信濃の道祖神 塞の神と自然石神/田中康弘

ルポ現代の被差別部落/若宮啓文

民俗学の旅/宮本常一

秘境旅行/芳賀日出男

二人であることの病い/ジャック・ラカン

仙境異聞・勝五郎再生記聞/平田篤胤


今回の選書はなんでこのテーマでこのラインナップになったのかあまり覚えていないですが、一番最初にあげた春日武彦の『ロマンティックな狂気は存在するか』を読んだときに狂気と正気の境目、身体と精神の境目、境界線といった話題が多く、古来から共同体が異界との境界線を設定し共有したコスモロジーを形成したこととなにか関係がありそうだと考え、関連しそうだったり連想で思いついたタイトルを選んでいった感じです。
気になる本がありましたら店頭でもオンラインでもどうぞお買い求めください。

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