京都府_京丹後市_立岩_191123_S467

海外風風景写真の撮影 〜明るさに応じたレイヤーマスク・光と影の描き方〜

こんにちは、Yutoです。

海外風 風景写真の撮影プロセスをまとめてみました。
海外の風景写真の特徴をとらえた上で、ロケーションの選び方や撮影・レタッチ方法を紹介していきます。

記事の目玉となる内容
・海で撮影する時のシャッターチャンスとは
・明るさに応じたレイヤーマスクの作り方
・光と影の描き方

後ですね、レタッチ教室でちょろっと伝えさせていただいた「明るさに応じたレイヤーマスク」のやり方が想像以上に評判良かったので、ちゃんと記事化することにしました。これ本当に便利で自分もレタッチする時はほとんどこの方法を使っています。

今回はもうRAWデータ・メタデータ・PSDファイル(ファイル容量大につき縮小したもの)もつけてしまいますので、いつもより値段は高めにさせていただきます。二次販売・配布はやめてくださいね。
データがついていることにより、Photoshopを触ることに慣れていない人でも実際のデータを触って理解していくことが可能だと思います。

実際に撮影をしにいくと近くに住んでいない限りはもっとお金がかかるので、家で手軽に現像の練習をしたいといった場合には良いのではないでしょうか。自分で言うのもアレですが 笑
ただまぁ本当に良いのはやっぱり自分の目でも見てみることですかね。もっと感覚が掴みやすくなると思います。

海外の風景写真の特徴

海外の風景写真といえばコテコテの仕上がりやダイナミックな地形のイメージが強いです。

海外風のレタッチだけ真似てもそれっぽくなりません。
やっぱりロケーションが違います。特に大陸で撮影された自然風景写真というのは地形のスケールが日本と違います。

ズバリ海外風の自然風景写真といわれるものの特徴は…
・前景〜中景〜背景の構成がまとめられている
・コントラストが大きい
・色乗りがしっかりしている(彩度が高いわけではない)
この3つが大きいと考えています。

もちろん写真のジャンルによって特徴が変わってきます。
都市風景になるとまた違いますね。

海の写真を海外風にしてみる

京都府_京丹後市_立岩_191123_S467

今回の写真はこちら!

京都府_京丹後市_立岩_191123_S467-2

元はこんな感じの写真でした。
これを海外風の写真を意識して仕上げていきたいと思います。

海外風写真とか関係なしにオールジャンルで使える結構便利なレタッチ方法を使っているので、気になる方は見ていってください。
風景写真にはもちろんのこと、ポートレートに応用が効きやすいかも。

■こんな人に向いています

海外風写真をどう考えているのか知りたい
海外風写真を撮る時のプロセスを知りたい
Photoshopのことを知りたい
 写真のレタッチをどうしているのか知りたい
 ハイライトとシャドウの描き方を知りたい
 立体感の出し方を知りたい

海外風写真のことを題材にしているので、そのプロセスを紹介しますが、メインとなるのはPhotoshopを使ったレタッチです。

そんなに難しい作業はしませんし、サンプルファイルもあるので、それを触りながらやっていただくとわかりやすいかなと思います。
Photoshopでの写真のレタッチを知りたいという方に特にオススメです。

葉っぱの乱反射を抑えられる

滋賀県_高島市_もみじ池_181124_0153

滋賀県_長浜市_近江狐蓬庵_181123_0259

ちなみにこれらの写真も同じ手法を使ってレタッチしています。
特徴としては葉っぱの撮影にありがちな乱反射が抑えられて、色乗りが良くなります。

葉っぱだけじゃなくて瓦など、白く目立ちすぎてしまうものを簡単にコントロールできるようになるのが強みですね。

紅葉ならではの深い赤色も出しやすいので、今の時期は特に使える方法だと思います。

ここから先は

4,974字 / 33画像 / 1ファイル

¥ 2,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?