頻繁な移動を行うと必要なものが限られてくることを認識した話
2週間の農場生活が終わり、実は今現在シェアハウスに住み始めました。
あっという間の2週間で、正直めちゃくちゃ楽しかったのともう少し経験したかったなと思っています(これは最後のおまけで書こうと思います)
さて、NZに来る前から換算すると
- 1ヶ月半くらいのマンスリーマンション生活
- 1週間のホテル住まい
- 8週間のホストファミリー生活
- 2週間の農場生活
- (現在)シェアハウス
と、軽めのノマドみたいな生活を送り始めています。
頻繁に生活を変えることのストレスはほぼないので、移動を面倒と思ったことはありません(元からなかったんですが、住居を出る寂しさはいつも付きまとうことに気づいた最近。。)
しかし、これらの生活を送ってみると今まで必要だと思っていたものがいくつかいらないなということに気づきました。
今回は移動すると必要なものが限定的であることに気づいた話をゆるく書きます。
・前提
先ほど挙げた住居のどれもが基本的なものが揃っていました。
日本の賃貸のように全部1から揃えないといけない状況ではないのですが、それを考慮してもかなり限定的だなと思いました。
揃っていたものは
- カトラリー
- 家電(冷蔵庫や電子レンジ、ポット、ヒーターなど)
- 家具(ベッドや棚)
- タオルやトイレットペーパーなどの日用品
- Wi-Fi
・自分にとって必要だったもの
持ってきた物の中で当たり前に必要だったもの
- PC/スマホ/充電プラグ/延長ケーブル/変換プラグ
- 最低限の衣類
- カミソリや歯ブラシなどのトイレタリー用品
- 日焼け止め
この辺は当たり前すぎるので特に説明はしません
意外に大事だと思ったもの
- イヤホン
- 折りたたみハンガー
- 洗濯バッグ
- 折りたたみボストンバッグ
- モバイルモニターとモバイルモニター用のスタンド
- 携帯ウォシュレット
- ティッシュ
イヤホンはシェアハウスやホストファミリーにお世話になる時、さすがに大きな音でYouTubeとかを流すのは気が引けたのでイヤホンが重宝しました。
もともと持っていますし、普通に使っていたんですが、重要性という意味ではニュージーランドに来てより大きくなりました。
折りたたみハンガーは個人的に超活躍しております。
特に農場の時は干す場所はある物の服を干す手段がハンガーなしでは難しく、本当にあって良かったと思った瞬間でした。
ホストファミリーの家もハンガーがなく、洗濯紐に服を掛ける?みたいなのが一般的で、私のようにハンガーで干したい人からするとこの折りたたみハンガーはマストの立ち位置になりました。
洗濯バッグも農場のときにとても助かりました。
洗濯機がホストマザーの家にしかないことと洗濯頻度が週に1回程度と少ないので、自分のコテージでお湯洗いしてたんですが、お湯を貯める場所が流し台のみだったので洗濯バッグにお湯を入れてシャカシャカして洗ってました。
今のシェアハウスとかホストファミリーの時は洗濯機が使えるので登場シーンとしては少ないものの、持っておく安心感があることに気づきました。
モバイルモニターやウォシュレットは当たり前に活躍しています
ティッシュに関しては意外にティッシュを利用する文化がなくて、テーブルにティッシュがないことがほとんどで自分で持っておいて良かったなと思わされました。
そんなにティッシュが必要ということはないんですが、欲しいときにあった日本と違って、欲しいときのために持っておくべきという位置付けですかね。
・あまりいらない / 買い替えを検討しているもの
この辺は生活環境に大きく依存するため変動しやすいかなと思いますが、少なからず今後もいらないだろうと思っているものを書いていきます。
PC用のスタンド(買い替え予定)
折りたたみカップ(2つあったうちの1つをホストファミリーにあげました)
余分な衣類(とくにテーラードジャケット)
(ほんとはスーツとか手放したいんですが、流石にまだ持っておきたいという感じ)
PCスタンドはそもそもMOFTを貼り付けているので、必須というわけではないのと今持っているものが頑丈なんですが幅をとるのでコンパクトなものに買い替え予定です(新しいのが良ければ手放す)
あれば便利なのでいらないわけではないんですが、頻繁に移動するにつれて重さや体積が気になってきて、しかもなくても困らないという観点から断捨離できるなと。
余分な衣類とは、ファッション寄りの服という感じですかね。
以前にも書いたと思うんですが、NZはそこまでファッションに関心があるわけではなく、実用性とか気楽さとかの方が好まれる傾向になると感じています。
私もその影響を受けてか、衣類の数を少し減らす予定です(もともと少ないので減らす量も限界がありますが)
反対にもう少し気温に適した服を買う必要があるなと思うなど、この辺は調整が必要ですが、とにかく薄くて実用的という観点がより強くなった気がします
・終わり
ものを減らすことがとても好きな私にとって、最近の移動による身軽さへの関心はより高くなって気がします。
今まで減らすことに限界を感じていたんですが、より揉まれていく中で決断しやすくなったり別の側面から見れるようになったり個人的な進化を感じています。
1年を通じて改めて確認することもあると思うんですが、また定期的にアップデートでもしようと思います。
・おまけ(農場生活の感想)
2週間ほど農場生活をしてたんですが、初めて通信ができない環境に2週間もいた気がします。
コテージの中ではWi-Fiが繋がっているんですが、外に出てちょっと離れると通信ができないという感じでした。
夜はもちろん街灯とかなくて少し離れたホストマザーの家に夜ご飯を食べる時とかはスマホのライトがマストでした
初日は真っ暗すぎてホストマザーの家の位置を間違って迷いかけてめちゃくちゃ不安になったりしました。
通信ができないことが今の人間にとって莫大な不安を抱かせるんだと強く認識した瞬間でもあり、いい経験になったと思っています。
仕事としては果物のピッキングとか牛や羊の餌やり、そのほか畑仕事という感じで体感としては毎日忙しいなと。
そして何より私がきてもずっと忙しかったんですが、来る前はホストマザーズ一人で広大な農場を管理していると思うとエグいなと思わされました
川を挟んだところにお兄さんが住んでいるので力仕事などはお兄さんにヘルプを依頼しているそうですが、そのお兄さんも農場を営んでおり毎日忙しいと言っているくらいでしたので、結構パツパツだったのかなと。
(私が来たことで今まで放置していたことができたりしたので、必ずしも全部をこなすという温度感ではなかったです)
なんやかんや楽しかったですが、特に家を出る前日はオフだったんですが急にホストマザーがコテージに来て「羊の赤ちゃんが1ヶ月も早く生まれた!」と報告しに来てミルクをやったりもして特に印象に残っています
(仕事中はスマホを携帯するのが危険なので写真が撮れなかったことはかなり後悔してます。。)
産んだお母さんはもともと孤児だったらしく、産んでからは通常お母さんはミルクを(本能的に)与えるんですが、孤児だった影響もあって産んだ子供をほったらかしていつも通り澄ました顔でうろうろしてました。
自分がお母さんであると認識させるため子供と2匹を隔離して一晩を過ごさせると、次の日(私が家を出る日)にはすっかりミルクをあげるようになり、顔もお母さんみたいな雰囲気が出てきて、かなり感動しました。
今のシェアハウスがとても良かったのとオーナーに少し急かされたので2週間のみの滞在となったんですが、本当は1ヶ月くらいはいようかなと思ってましたし、今でも季節が変わればまた戻りたいなと思うこともあります。
何もかもが新しく最初の2日くらいは結構不安がいっぱいだったんですが、持ち前の協調力によってあっという間に慣れてとても楽しい日々でしたね〜
また環境が変わり、いろいろしないといけないんですが、ボクシングジムに通っていた時のコーチの教えのように「いけばどうにかなる」という精神でいろいろ挑戦していきます
では、また次回!
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