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本当に「良いもの」というのは「お気に入り」ではなく、「購買欲から解放されるもの」であると思った話

ミニマリストで服選びなどにありがちなテーマとして、「お気に入りのものだけで揃える」という主張を聞いたことがあるかもしれません。

特にこれに対する意見などはないですが、
本当にいいものは果たしてお気に入りのものなのか?と考えたとき、
実はそうでもないのでは?と考えるようになりました。

今回はこれについて書いていこうと思います。

・お気に入りのものが「お気に入りのもの」であり続けることは難しい

まず一つ目として表題が挙げられます。

現時点でお気に入りのものは誰でも一つはあると思います。

スマホ、家電、ファッション、アクセサリーなどどんなジャンルでも問いません。

しかし、1年〜3年前に今のものがお気に入りだったでしょうか?
(1年前にお気に入りだったものは今もお気に入りでしょうか?)

スマホは毎年進化しますし、だいたい2年で買い替えるなんて言われています。

ファッションもトレンドや年齢を重ねていくうちに趣向が変わることも普通にあります。

このようにお気に入りのものがお気に入りでありつづくことは非常に珍しいケースだと言えます。
(マイホームや経年変化を楽しむレザー、ヴィンテージもの、ワイン、カメラなどは息が長いですね)

・良いものは「購買欲から解放されるもの」と言える

では、本題。

先に内容を上げると「良いもの=購買欲から解放されるもの」だと思っています

(補足しておくと、「買って良かったもの」は「良いもの」というより、満足感を得られたものだと考えているので、毎月紹介しているものが「良いもの」とは限りません)

個人的な定義に過ぎませんが、良いものには永続性が含まれると思っています。

この永続性の一面に「これしかないと思える」ことや「他のものを考えようと思わない」という性質が存在します。

前述のお気に入りのものも確かに「これしかない!」という感情があると思いますが、永続性という軸で見て「それが古くなったり壊れても同じものを買うか?」と考えると当てはまらないことが多いのではないでしょうか?

逆に、これに当てはまるものは「お気に入りであり良いものである」と言えるでしょう。

つまり、何かしらの最高傑作ではなく「これ以上自分が求めるものがない」という感情にさせてくれて他の類似商品に対する感情を失うものが良いものであり、ものを減らすときに意識したいポイントなのかなと。

・良いものとは具体的にどんなもの?

抽象的な内容が続いたので、じゃあ良いものって具体的にどんなもの?があるのかと言われれば、実は調理器具や日用品などがそうではないか?と思っています。

洗剤・トイレットペーパー・シリコンスプーン・下着などが当てはまる人が多いのではないでしょうか?

薬局でとりあえず同じものを買う、下着もUNIQLOで済ましている、など実はこれって他の商品に対する思考を生み出させない「これで十分」という性質があると言えるのではないでしょうか?

(あくまで個人的に思いついたものですので人それぞれでいろんなパターンがあるのでご了承ください。)

また、iPhoneやMacなどを毎年のように買い替えている場合も「iPhone」というモデルに対して良いものを所有しているかなと。

・終わり

今回は「良いもの=お気に入り」ではなく、「購買欲から解放されるもの」であるという話を書いてきました。

別にこれが絶対でもないですが、考え方やものを減らすときの基準として効果的かもなと思ったりしています。

もう少し細かく深く書きたい気持ちもありつつ、この辺にしておきます〜

では、また次回!



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