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誰かのせいにして生きても良い

困りました。ここ数日、どうにも「やる気」が出ません。

なんて言ったら、「ダメ人間」のレッテルを貼られそうなんですが、本当にやる気が出ないんですよ。

「ありゃ〜。もしかして、こりゃ鬱にでもなったのかな?」

そんな心配をしてしまうほどに。

気分転換に、自然の中を散歩したり、サウナに行ったりしても全く効果なし。

僕は、フリーランスという自分の行動が収入に直結する働き方を選んで生きているから、「やる気が出ない」=「命の危機」なんです。

「これは、あかんぞ。どうしたものか。」

と困り果てた結果。ふと「もしかして」と思い、体温計で熱を測ってみたら・・・ちゃんと微熱がありました。

どうやら「やる気が出ない」んじゃなくて、風邪による「倦怠感」がゆるく身体を蝕んでいた結果だったようです。

原因がわかったなら、対策を打つだけ!と、病院に行き、ちゃんと薬をもらい、しっかり栄養を摂って、たっぷり寝て休んだら、ケロッと回復しました。あぁ、よかった。

なぁんだ「風邪のせいか」としてみたら、焦っていた気持ちがスッと楽になって、一気に回復できたんですよね。

何かのせいにできないマジメなあなたへ

「何かのせいにする」って、「やっちゃいけないこと」な気がしちゃうけれど、抗えないものに対してなら、ちゃんと認めてしまっても良いと僕は考えています。

コーチングやカウンセリングをしていると、よくクライアント様から「調子が悪いんです」というお悩み相談をいただく度にそう思う。

往々にして、そういったお悩みをよく聴くと、ご本人が「私のせい」としていることでも、案外そうでもなくて。明らかに他人や環境からの影響によるものが大きかったりするんですよね。

だから、そういうときは、堂々と「私のせいじゃないもん!!」と認めてしまっても良いと思いますよ〜、とお伝えしています。

例えば、代表的なところでいうと「季節」には抗えないですよね。

人間も「生き物」なので、季節による環境の変化は、ちゃんと身体に影響を与えて来るんですよ。

これが結構バカにできなくて。だから、そういうときは「季節のせいだ〜〜!」と地球を攻めても良いと思う。

しょせん、僕らは地球様がいないと生きられない生き物だから、地球様が季節によって変化しているときは、それに従うしかないんですよ。そりゃ、振り回されるでしょ?と。

わかりやすいところで言うと「土用」があります。

「土用」って、「年に一回うなぎを食べる日」というイメージが強いけれど、実は、季節の変わり目ごとに年に4回もあるってご存知でしたか?

各回の土用は18日間あって、この期間は疲れが出やすく、体調を崩しやすいと言われています。

だから、もし土用期間中にあなたが体調を崩したなら、それは「土用のせい」にしても良いと思うんですよね。ん?ちょっと極端かな。(笑)いや、でも本当にそう思うんです。

特に僕らのように、まじめすぎる生き方を選んで来た人は、「誰かのせい」にするのが苦手なところがあるから、全部自分で請け負っちゃいがちなんだけど、そこまでする必要がないこともたくさんあると思うんですよね。

だから、肩の荷を下ろすための「練習」をする必要がある。

その最初の一歩として、季節や地球のような「誰かのせい」にしても、傷つかないほど雄大で器の大きな相手から「せい」をやらせてもらうのが良いんじゃないかな?と僕は考えています。

で、慣れてきたら、幼少期に抱えていた「親へのトラウマ」とかを相手に、「誰かのせい」を使ってみたら良いと思うんです。

すると、少しずつ少しずつ「肩の荷を下ろす」の感覚がわかってきて、身も心も軽くなり、生きやすくなる。

僕はそういうことの繰り返しで、AC(アダルトチルドレン)を克服しました。

それでもまだまだ、今回のケースみたいに、本当は風邪のせいなのに、つい自分責めをしてしまうときがあるから、その都度自分に優しい声がけをするようにしています。


さてさて。

あなたは今、ちゃんと「誰かのせい」を使えていますか?

怒ったって、良いんですよ。

「悔しい〜〜!!」って、泣いたって良いんですよ。

あなたが今何歳でも、です。人生を変えるのに、年齢なんて関係ありません。

実際に、あなたは何も悪くないことがあります。そんなことまで「私のせい」とまじめに受け止めなくても大丈夫ですからね。

あ、でも。「他人のせい」を使うときだけは、本人には言わずに、一旦自分一人のときに叫んでみることをおすすめします。相手がびっくりしちゃうので。

枕に顔を埋めて「バカやろう〜〜〜」と叫んでみてください。

すごく身軽になれますよ。感情のエネルギーが流れると、詰まりが取れますから。

「誰かのせいにして生きても良い」と、どうぞ自分に許可を出してみてください。

誰かのせいにしても「まじめな私」は、保ったままでも良いわけですし。

p.s.

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