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「知る」と「わかる」と「扱える」の違い

「宝の持ち腐れだな・・・」

そのポテンシャルを発揮させられないまま、部屋の片隅でオブジェのようになっていた一眼レフ。

「なんとか、この子を使ってあげたいなぁ。」と思っていたとき、ちょうどそんな僕の心を見透かしたのか?と思ってしまうほどのナイスなタイミングで、フォトグラファーの名須川 玲一さんから「一眼レフセミナーに来ませんか?」とお誘いいただいたので、すぐに申し込んでみたんです。

「いつかやろう」の「いつか」なんて、一生来ないことを知っているから。

自分自身を「えいや!」と行動させるきっかけには、お金をかけて望みたいタイプです。“きっかけ”に出会いたいなら、待つんじゃなくて行かなきゃねと思っています。

今回も挑戦してみて本当に良かった。

これは、一眼レフに限った話じゃないんだけど。

僕の身の回りには、ポテンシャルを発揮させられままになっているモノがたくさんあるんです。

例えば、このnoteもそう。たぶん、もっと上手に人生に活かせると思うし、まだまだ僕の知らない機能がたくさんあるはず。

昔お世話になったパーソナルコーチの方に教えていただいたことなんですが、「知る」と「わかる」と「扱える」には、雲泥の差があるらしいんですよね。

「知っただけ」のはずなのに、「わかった」のフリをしていたり。

「わかっただけ」のはずなのに「扱える」のフリをしみてたり。

やってみればわかるんだけど、「〜したつもり」になっているときって、「自信」が湧いて来ないんですよね。

例えば、「教える」をするときなんかは、その反応は顕著で、わからないくせに、さも扱える人のようなフリをして「教える」をしようとすれば、「オドオド」が湧き上がって来る。

僕はシンガーソングライターやMC、セミナー講師など、人前に立つことを生業にしているから、自信がないときの自分と、準備万端で自信満々に挑んだときの自分の違いを感じることがよくあります。

特に、プロとして「お金を預かる」をする際には、「扱える」にしていないとボロボロになる。それは、お客様に対して本当に失礼なこと。だから、準備の段階でしっかりと「扱える」まで深化させるようにしています。

当然、プロになるために、スキルを磨いていく過程は楽ではない。

楽ではないけれど、「楽しい」と僕は思っています。

結局は楽しんだもの勝ち。

一眼レフを指導してくださった、フォトグラファーの名須川 玲一さんも言葉の端々から「一眼レフって、超楽しいよ!!」というエネルギーが溢れていてるように見えて、「素敵だな〜」と思った。

世界の中にはたくさんの選択肢があるけれど、その中で出会えて、自分の心が震えちゃったモノやコトは、きっと自分の魂に合っていることなんですよ。

だから、たくさん自分で自分のために楽しんだあとは、その「楽しい!」って気持ちを誰かにもお裾分けしてあげると、さらに「楽しい!」が広がって、世界がもっと豊かになって行くから僕は「教える」という行為が好きです。

もう、みんなが「教える」をしたら絶対良いのに!!と思うほどに。

最初から「教える」に辿り着くことを想定してもしなくても良いんだけれど、せっかく「知った」に出会えたなら「わかった」まで楽しんで&味わって「扱える」まで辿り着けたら幸せですよね。

そして、「扱える」を活かして「教える」をすれば、伝えた人の数だけ、さらに幸せが増えていくと僕は考えます。

ちなみに、「知る」→「わかる」→「扱える」→「教える」へと深化させていくための唯一のコツは「やってみる」なんですよね。

「体感」を楽しむために生まれて来たんだから、「知っただけ」で終わらせちゃもったいない。

僕は、引き続きいろんなことを「やってみる」して、この世界を最大限に楽しんでから、あちらの世界に戻りたいな。

▼講師でフォトグラファーの名須川 玲一さんのインスタをご紹介


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