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サッカークラブと地域のつながり

これは「#10年後にスポーツ業界を盛り上げる若者たち のAdvent Calendar 2023」の11日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/9020

昨日は政岡航大さんの
「競技経験から考えるスポーツの未来について」
の記事でした。

11日目の今日は、表題の通り、自分が肌で感じた「サッカークラブと地域のつながり」について綴らせていただこうと思います。

自己紹介

名前:笠原 優人(かさはら ゆうと)
年齢:19歳
出身地:新潟県上越市
趣味:サッカー観戦・グルメ巡り・古着屋巡り

現在、JAPANサッカーカレッジというサッカーの専門学校でサッカービジネスについて学んでいます。

実は今回がnote初投稿でして、拙い文章ゆえにお目汚しとなる箇所が多々あるかも知れません。何卒ご了承ください。どうか温かい目でご覧になっていただけると幸いです。

サッカー業界を志した経緯

元々、小学生のころからサッカーが好きで、特定のチームやクラブには属していなかったものの、学校が終わるや否や、日が暮れるまで友達とボールを蹴り続ける毎日を過ごしていました。また、同じ新潟県内には、「アルビレックス新潟」という、日本でも有数の熱狂的なサポーターがいることで知られるJクラブが存在し、当然私もそのうちの一人でした。週末になると、上越からおよそ2時間(往復:4時間)かけてスタジアムまで車を走らせてくれていた親父には感謝してもしきれません。

そんなこんなでサッカー漬けの日々を送っているうちに中学生となった私は、段々と将来のことについて考えるようになり、やがて、サッカーに携わる仕事がしたいという想いが芽生えていきます。そして、ある日手に取った雑誌で、新潟市のお隣聖籠町にサッカーの専門学校があることを知り、「ここしかない!」と直感で進学を決意。当時まだ中学3年生、高校入学よりも先に高校卒業後のプランを考えていたなんて、よく考えたら馬鹿げた話ですよね(爆笑)

ただ、その信念は決してぶれることなく、コロナ禍で制限が多かった高校三年間は部活としてサッカーに打ち込む傍ら、将来を見据えて資格の取得やビジネス系の勉強に励みました。

また昨年2022年は、アルビレックス新潟が6年ぶりとなるJ1昇格を達成し、新潟全体がお祭りムードに。その時改めて、サッカーが地域にもたらす影響力の大きさを実感したのと同時に、「地元新潟をサッカーで盛り上げたい」「今度は自分がエンターテイメントを提供する立場に立ちたい」という想いが心の奥底からこみあげてきたのでした。

以上、私がサッカー業界を志した経緯となります。

振り返ってみるとやはり、アルビとの出会いが一番大きいですね。日韓ワールドカップの舞台にもなったスタジアムがあって、先述した通り、浦和やマリノスといったビッグクラブに匹敵するほどの熱量を持ったサポーターたちもいる…。そんな最高の環境があったおかげで、ここまでサッカーに対して本気になれたといっても過言ではないでしょう。

そして無事高校も卒業し、今年の春から、夢にまで見たJAPANサッカーカレッジでのスクールライフがスタート。全国からサッカーバカ(褒め言葉)が一極集中するので、クラスメイトと打ち解けるのに時間はほとんどかからず。気持ち新たに、憧れのサッカー業界への一歩を踏み出したのでした。

そして現在、私は営業部として北信越フットボールリーグ1部(日本の5部リーグ相当)に所属する自クラブの営業業務に当たっており、プロサッカークラブさながら、地元のパートナー企業様へ営業活動を行ったり、サンクスデーの構想を練ったりなど、日々実践的な経験を積ませてもらっています。

学校なのにパートナーがついているの?!と読んだ方は驚かれるかもしれませんが、実は当校、クラブとしての側面も持ちあわせており、選手・コーチ・マネージャー・トレーナー・そして我々フロントスタッフと、組織の中で学生自身がそれぞれの役割を担っています。そのうえで、パートナー様からはクラブとして活動していくための協賛金をいただいている形です。

また他にも、地元のラジオ局で週に1回ラジオの生放送を行ったり、週末はホームタウン活動の一環で地域のイベントに参加したりと、多忙ではありますが非常に有意義な毎日を過ごしています。

地元のラジオ局での生放送風景

とまぁ、ここまで自分のことについて長々と書いてしまいましたが、本題に入りたいと思います。

地域のエネルギーを肌で感じて

皆さん、近年Jリーグが積極的に推し進めている「社会連携活動」(通称:シャレン!)はご存じでしょうか?

これは、社会課題や共通のテーマ(教育、ダイバーシティ、まちづくり、健康、世代間交流など)に、地域の人・企業や団体・自治体・学校などとJリーグ・Jクラブが連携して取り組む活動を指し、地域社会の持続可能性の確保、関係性の構築と学びの獲得、それぞれのステークホルダーの価値の再発見に繋げることを目的としています。

出典:シャレン!Jリーグ社会連携 公式HP

私はこの活動に、非常に価値を見出しています。

以前、ラリーガやイングランド・プレミアリーグの試合実況をメインに行っているフリーアナウンサーの倉敷保雄さんという方がメインパーソナリティを務めるラジオ番組を拝聴しまして、ちょうどその回のゲストが「シャレン!」についての本も出版されているフリーライターの中山淳さんだったのですが、その中で中山さんがこのように仰っていました。

「日本サッカーは競技面だけでいうと衰退していく可能性があるかもしれない。また、経済的に苦しくなった時に真っ先に見捨てられる可能性もあるかもしれない。ただ、社会連携活動やホームタウン活動を行うことによって、地域にそのクラブがある意味としてすごく価値が出てくると思う。特に地方のクラブは、仮に経営面で厳しくなってしまった場合でも、日頃からこういった活動を通して地域や行政とつながっていれば生き残っていくことができるんじゃないかと思う。」と。

(ラジオ・クラッキー第122回 参考までに↓↓↓)
https://open.spotify.com/episode/2XoKACbBpMKkY2bDtESRhe?si=gU3vHgVTRZ2mdylZ5WRs-g

実際、JAPANサッカーカレッジという学校・クラブも、地域の方々の支えによって成り立っている側面が大きく、現に営業活動や地域イベントへの参加などでパートナー様や地域の方々と接する機会が多い私は、そのありがたみをひしひしと肌で感じています。ただ、行く先々で、「いつもありがとう」「本当に助かっています」「若い力が地域を元気にしてくれる」といった温かいお言葉をいただけるのは、我々が日々行なっている地域貢献活動が認められているからなのだとも感じています。

サッカークラブにとって地域は必要不可欠な存在であり、逆に地域にとってもサッカークラブが必要不可欠な存在となることで、最高の相互関係が構築され、自然と地域が活性化されていくのではないか。」というのが今日まで9ヶ月間、サッカービジネスに特化して学んできた私の持論です。

個人的に、これからは授業や学校の活動といった枠に収まらず、プライベートでも積極的に地域を盛り上げる活動や、町おこしイベントに参加していけたらいいなと考えている次第です。ぜひ、皆さんもこれを機にお住まいの地域や地元のサッカークラブが、なにかアクションを起こしていたら、軽いノリでもいいので、それに乗っかってみてはいかがでしょうか。きっとそこには素晴らしい経験が待っているはずだと思います。

まとめ

文章を書くのが苦手で、途中で頭が回らなくなってしまい、本題の方が前置きより短くなっちゃったのはご愛嬌ってことにしていただいて…(苦笑)

何言ってるんだこいつみたいな感じにさせてしまったらホント申し訳ありません汗

もっと精進したいと思います汗

それでも、今回の私の記事を読んで、少しでもJリーグが行なっている「シャレン!」の活動や、「サッカークラブと地域の関係性」について少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです!

明日は「嘉正照波」さんの記事です!
お楽しみに!


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