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洋ナシ型肥満のためのダイエット法

こんにちは。
洋ナシがpeerと英語で言うのに対し
いわゆる梨がJapanese peerと
英語で表現されるのが納得いかない
中村優斗です(どう考えても
日本の梨の方がナシ感ありません?
伝わりますかこのニュアンス)。
今日は洋ナシ型肥満の方のダイエット法に関して
書いていこうと思います。

○洋ナシ型肥満とは?

肥満の種類には大きく分けて2種類あって
「りんご型肥満(内臓脂肪型)」と
「洋ナシ型肥満(皮下脂肪型)」の
2種類があると以前の記事で紹介させていただきました。

またリンゴ型肥満については
別の記事を書かせていただいたので
そちらの方も合わせて読んでみてくださいね。

ちなみに洋ナシ型肥満(以下洋ナシ型)の特徴としては
お尻や下腹,太ももなどの下半身を中心に
脂肪がつきやすいのが特徴で
主に女性がこの太り方が多いのが特徴です。
お尻や太ももをつねったり捻ったりすると
ボコボコした皮膚の塊のようなものが見えるのも
洋ナシ型の特徴です。

この洋ナシ型はそもそも代謝が落ちている
人に起きやすいのが特徴で
その代謝が落ちてしまった結果
本来付くはずのないところに
皮下脂肪としてついてしまった状態と言えます。

○当てはまったら洋ナシ型かも

この洋ナシ型タイプの方は
ダイエットに苦しむ方が
とても多いのが特徴でもあります。
そもそも代謝が落ちていることもですし
その背景には生活習慣の乱れが
原因となっていることが多いです。

そのため
・30代以降の女性で年々冷え性を感じる
・ストレスが溜まると甘いものを食べがち
・不規則な生活を送って夕食の時間が遅い
といった傾向の人はこの洋ナシ型体型に近い
もしくは洋ナシ型の太り方になりやすい
傾向にあります。

下半身は本来は筋肉量が多く
代謝の源であり浮腫みや冷えは起きづらいですが
上に書いたような生活を送っている人にとっては
かなり洋ナシ型肥満にかなり近い
体型に近づく可能性が非常に高いと言えます。

生活習慣が基盤になって
洋ナシ型の肥満になる訳ですから
これを変えていくためには
即効性のあるダイエットなどに
飛びついてはいけません。

生活習慣でついてしまった
だらけた癖と体型は
根気良く継続あるのみです!!(語気強め)

とは言ったものの
それまでだらっとした生活習慣を
ずっと続けてきた訳ですから
そんな急に生活を変えたところで
体重ももちろんそうですが
絶対に,確実に,間違いなく
生活習慣のリバウンドを起こします!!

なので成功させるためには
徐々に体を「慣らしていく」
といった作業が必要になってきます。

○洋梨型肥満の理想のダイエット

洋ナシ型の人はそもそも代謝が落ちているため
それを上げていくということが
ダイエットへの近道ということは
何となく理解できたかと思います。

さてここからは早速実践編です。
私が考える洋ナシ型ダイエットの原則は次の3つです。

①スクワット
②有酸素運動
③夕食は軽め

物凄くシンプル( ・∇・)
これだけで大丈夫です⭐︎
理由を1つずつ解説していきますね。

まずはスクワット。
これの何が重要かというと
先ほどもお伝えした通り
洋ナシ型は基礎代謝が落ちており
また下半身を中心に皮下脂肪が溜まる
という性質を持っています。

そのため筋トレの中でも
スクワットが非常に有効なんです!
ちなみに回数やしゃがむ深さなどは
最初は5回程度から,膝の痛みが出ない程度に
設定すればいいかと思います。

次に有酸素運動ですが
「え?ランニングとかキツくてやだ_| ̄|○」
そう思った方に朗報です。
実は有酸素運動も別に走らなくて
全然オッケーなんです。
というより走っちゃダメです。

なぜかと言うと先ほどの章でもお伝えした
「体を徐々に慣らしていく」
ことが洋ナシ型のダイエットには必須です。

地道ではありますが,例えば
・駅ではエレベーターではなく階段
・休みの日は朝30分間近くを散歩
・仕事中用事を見つけ小まめに歩く
このような生活の中で
「歩くこと」に特化した工夫が必要です。

その中で有酸素運動である
「ヨガ」や「ランニング」や「水泳」
こういったものは出てきません。
始めても良いのですが
最初はあくまで体を慣らしていくことが
何より重要だからです。

最後に夕食を軽くすることですが
これはもしかしたら一番
3つの中ではキツイかもしれません。
「いやいや,1日の終わりくらい
好きなものをたらふく食べさせてや!!」
という声を今耳鳴りのように
聞こえてきた気がします(笑)

確かに夕食はどこか
「ご褒美」のようなニュアンスがありますからね。

ただそれも毎日でなくても
全然大丈夫です。週に1日だけでも
できる人は3日くらいしてみても良いかもしれません。

これにはメリットがあって
夕食が増えるとどうしても
睡眠の質がとても悪くなってしまいます。
睡眠中に成長ホルモンが出たり
胃腸が休まる時間のはずが
お腹がいっぱいの状態では
体が休息状態にはなり得ません。

また1日の終わりである最後に夕食を取っても
エネルギーとして使われることなく
体の中に蓄積されてしまうというデメリットもあります。
できればそういったことを防ぐためにも
夕食を軽めにしてその分を
朝に持ってくるという生活の変化も
とても大切な要素になってきます。

ここまではその3つの改善について解説してきましたが
この具体的な改善で体が劇的に変化した
ある女性の方の成功例を交えて
紹介してみたいと思います。

○洋ナシ型を脱出したPさんのダイエット法

アパレル関係の仕事をしているPさん。
大学を卒業してから
高校の時から憧れていたアパレル企業に入社。
ただ年々忙しくなり帰宅時間も
週末は終電で帰ることが
日に日に多くなってしまいました。

30代を過ぎた頃から
仕事でも上の立場になり責任感も増え
ストレスも多くなりつい休憩中には
お菓子などの間食
また家に帰ってからも甘いものだけで済ましたり
出来合いのものばかり食べるようになっていました。
そこから気づけば10年で20キロも太ってしまい
特に太ももや脚が象のように膨れ上がってしまいました。

これではまずいということで
まずは下半身をしっかりと動かして
代謝を上げていくようにダイエットを始めました。
ところが,そのダイエットも
なかなか思うように効果が最初は出ず
体重計に乗っても変化がないため
何度も挫折しそうになりました。

ただそこで挫けずにできたのは
そこまで生活が苦痛でなかったからと言います。
1日10回のスクワットを3セット。
1駅分の距離を余分に歩いて早めに出社したり
何となくで食べていたお菓子もスパッと
止めることもPさんは苦痛ではなかったそうです。
その代わりに週末は服やバッグなど
買い物に出かけることで
無意識にそれがウォーキングになっていました。

そこから徐々に気づけば3ヶ月経った頃には
体重が5キロも減っていました。
半年で7キロ,1年後には11キロもダイエットに成功して
今も徐々に体重が減り続けているそうです。

「無理なく続けられることが
ダイエットの成功だった」
とPさんが語るようにまさしく
洋ナシ型のダイエットは
無理なく体を慣らしていく作業と言えますね。

○まとめ

今回は洋ナシ型のダイエットについて
そのコツや実際の例についても書きましたが
これらのことを少しでも継続していくだけで
みるみるうちに変化が出てきます。

最初はどんな方でもどこかで
挫折したくなるんですよね。
それを今は変化している途中と
自分に強く言い聞かせることによって
3ヶ月,半年,1年と経った頃には
驚くほどの成果が出ているのです。

「地道なことを続けることが
今思うと凄いところまで連れて行ってくれた」
そう思えるように今日から皆さんも
ちょっとした生活習慣を変えてみませんか?

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