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忙しくて病院も行けず,でも腰が痛い…

こんにちは!
睡眠には苦労したことはなく
寝不足になった記憶は
運動会か遠足の前の日だけという
ワクワクが止まらない
中村優斗、34歳になりました。
(ちなみに筋トレに行く日の朝も
早起きになりがちです)

さて今回は立ち仕事である
看護師さんや介護士の方に多い腰痛の問題を
掘り下げて記事にしていこうと思います…

◯腰痛の原因ほほぼ不明??


日本の人口は1億2000万人。
その中で腰痛は4000万人と
3人に1人は腰痛を感じている計算になります。

それでも腰痛に関して
分からないことがとても多く
実は腰痛の85%は原因が不明と
されています。

◯では何で鍼や整体で腰痛が治るの?

これは私も長らく疑問でしたが
今なら何となくその答えに近いものを
出せそうな気がします。

それは見ている視点と治療法と施術の
違いになるのではないかと考えています。

そもそも施術する人達が扱うのは
筋肉に対する施術が多いです。
流石に筋肉が断裂していれば
それはMRIでも分かりますが
筋肉が緊張してたり、弱っている状態は
レントゲンでは分かりません。

その検査と施術に長けているのは
私たちの得意分野なのです。
体の「構造」を見ているのか
体の「機能」を見ているのか
その違いによるものと考えています。

◯介護職と腰痛

さてここでは1つ症例をご紹介したいと思います。

50代の女性。
介護のお仕事をされており
患者さんの移乗動作やシーツ交換
それだけでなく介護記録の記入など
座り仕事も多く、腰痛が慢性化
していたそうです。

そこから私が骨盤の歪みや
過度の猫背が見られため
その部分の施術をして
動作改善のアドバイスと
2つのエクササイズをお伝えしました。

1.背中と肩甲骨を伸ばすエクササイズ

夜勤もあり常に緊張状態が続くと
姿勢を維持するための腰や背中の筋肉が
自然に緩まることをしなくなります。
その結果背骨や肩甲骨の可動性が
極端に悪くなります。
そのため、背骨と肩甲骨を動かす
エクササイズをしてもらいました。

方法は簡単で四つん這いになり
息を吐きながら背中を丸め
逆に息を吸いながらお腹を突き出します。
その際に肩甲骨を意識しながら行うのがポイントです。
背中を丸める際には外側に開き
お腹を突き出す際には肩甲骨を内側に引き寄せます。
肩甲骨の可動性をつけることで
背中の筋肉の緊張が和らぎ,腰痛の改善につながります。

2.腰のストレッチ

腰も背中の筋肉と同様で
マッサージのような揉んであげても
その瞬間は気持ち良いかもしれませんが
その効果は約30分と言われています。
改善した良い状態の体を持続するには
自らの動きで解消してあげなくてはいけません。

腰の緊張が強い時には
強すぎるストレッチは逆効果のため
気持ちの良い程度に留めてあげることが
とても大切です。
写真のような形でゆっくりと
太もも裏と腰を伸ばすストレッチを
少しずつ行ってあげましょう!


とりあえずこの2つは必ず
マストでやらなあきまへんわ(急な関西弁)

◯終わりに

いかがやったでしょうか。
腰痛は比較的慢性的なもので
私は昔から腰痛体質やから…
と諦めている方も多いのが事実です。

ただし仕事を続けていく中でも
パフォーマンスを維持するためには
体のコンディションがとても重要です。

パフォーマンスやコンディションというのは
何もスポーツ選手に限ったことではありません。
真矢みきさんじゃないですけど
皆さん、諦めないで!!

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