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言葉のVRから脱出するにはどうすればいいのか。

昨日、最近書いた「大阪市の給付金が遅すぎる」noteにコメントをいただきました。内容としてはこんな感じ。

・大阪の人が「がめつい」なんて失礼だ!エビデンス出せ!
・編集記者とは思えないくそクオリティのnote書いてんじゃねぇ!

わざわざ時間とエネルギーを使ってくださりありがとうございます。多分、めっちゃ優しくて、頭の良い人なんじゃないかな。相手の方が仰ってることはごもっともだと思います。

ただ、よくよく考えて欲しいのは、ぼくとあなたの前提が大きく異なっていること。ひとつひとつ答えていきます。


まず、改めて日刊ムショクのスタンスを示しておいた方がわかりやすいでしょう。

・思考の整理と記録のために書いている
・1記事にかける時間は30分以内

1つ目のご指摘について答えると、ぼくにとって「がめつい」は褒め言葉です。わざわざ意味も調べてくださったようなので当てはめて考えてみましょう。

お金において、利を得ることに抜け目がなく、押しが強い。

…普通にカッコよくないですか?言い換えればエゴイストのことですよね。ブルーロックって漫画おもしろくて、エゴイストに対する価値観変わるので、ぜひ読んで欲しいっす。

そもそも、コメントいただいたnoteで大阪の人はがめついから「悪い」とは一言も書いてないです。性質のことを言っているのであって、「給付金を受け取るのが、がめつい」とも言っていません。さらに言えば、「大阪の人」といっても、全員ではなく、一部の人のことを指しているのは読み取れるはず。

エビデンスを出せとおっしゃいますが、本旨ではないから出してません。大阪市の給付が遅れている現状に対する意見がメインディッシュで、それを補完するため例に出したに過ぎない。そっちの数字はきちんと書いています。


2つ目のご指摘については、スタンスで示した通り、「思考の整理と記録」のために書いてるので、人のために書いてません。他人に伝える文章は仕事で書いてますし、なんでわざわざ同じ筋肉を鍛えなきゃいけないの?ってことです。編集記者としてではなく、ヒトウレビトとして書いてます。

正直、最初コメント読んだときは、どこに怒ってるのかよくわかりませんでした。本旨が間違ってるのか?と一瞬、疑問に思いましたが、全く別の所がトリガーになったんじゃないかと。多分「がめつい」って文字を見た瞬間、反射的に心の針が触れた

令和の時代に云々…というコメントの通り、ぼくも言葉のVRに囚われていたなぁと反省しました。ただ、お言葉を返すようですが、令和の時代に、視点を移動させるクリティカルシンキングは身に付けといた方がいいっすよ。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
バイアス減らすために、毎日書くのはおすすめです。

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このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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