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「えんとつ町のプペル」が海外の賞を総ナメにするかもしれない。

映画「えんとつ町のプペル」が今海外でアツいことになってます。なんとなんと「ロッテルダム国際映画祭のクロージング作品」「アヌシー国際アニメーションに選出」「上海国際映画祭」へ選出されました。とんでもねぇぞ。


日本アカデミー最優秀賞をかざったのは鬼滅の刃でしたが、その雪辱を海外で果たすかもしれません。特にアヌシーに選出されたのは凄い!本当におめでとうございます!

プペルは公開後の動きと展開が非常におもしろくて、一度上映が終わったのに、さらに再上映されるという映画業界においてはかなり珍しい現象が起きました。数年単位の時間をおいてちょこっと再上映というのはたまにありますが、同年内は初めてかも。

さらに副音声上映や、ドライブインシアターといった類を見ない打ち手を繰り出していて、純粋におもしろい。


直近で海外の賞を取った作品で印象に残っているのは、「夜明け告げるルーのうた」と「きみと、波に乗れたら」の2作。前者はアヌシーのクリスタル賞(グランプリ)、後者が上海の金爵奨(グランプリ)を受賞しました。どちらも本当に素晴らしい作品で、映画館で見れて最高だったのを覚えています。


ただ、西野さんがオンラインサロンでも書かれていた通り、この2作を知ってる人って残念ながら多くないんですよね…。湯浅監督ファンか、かなりのアニメファンぐらい。個人的にもこの両作はめちゃくちゃ売れて欲しかったので、この問題は大きいなぁと実感しています。映画監督には良い作品を作る力はもちろん、売り方を模索していく力も必要。大変だ。


プペル感想noteはこちら▼


アヌシーのコンペティション見たら、日本作品がプペル含め3作もノミネートされてるんですね!「ジョゼと虎と魚たち」を見てないのが悔やまれます。アマプラで配信されないかな。「鹿の王」はなんと安藤雅司さんが監督!上橋菜穂子さん原作だとアニメ「精霊の守り人」が非常に良かったので、期待大。日本は9月公開か。観に行こう。


今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
NOMORE映画館休業」と声を大にして言いたいね。

このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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