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なつぞらから感じたシェイクスピア感。

いよいよ、NHK連続テレビ小説「なつぞら」が今週で最終回を迎えます。
全体的に完成度が高い作品でした。大満足。
前半に比べると、後半部分はやや失速した感じが否めませんが、綺麗に物語を締めくくることができたのではないでしょうか。

個人的に後半部分は「シェイクスピアの喜劇かよっ!」とツッコミを入れずには入られませんでしたね。あっちも結婚、こっちも結婚。いやぁ、めでたいめでたい。あんたとあんたもひっつくんかい(笑)と、ツッコんだ人は多かったのではないでしょうか。
そして、結婚の良さだけでなく、仕事を続けていく大変さを描いている点に好感を持ちました。

ぼくの好きなアニメ「SHIROBAKO」ほど、アニメ制作自体を掘り下げることができていたかというと、微妙ですが、入門編としてはかなりオススメできます。作品の裏に隠れているクリエイターの思いや、こだわり。そこに気づいてから、作品を見ると、作品の見方が一変します。ある意味、何も気づかない方が何も考えずに作品鑑賞を楽しめるので、幸せかもしれませんが。

今作の登場人物である「坂場一久」は高畑勲氏をモデルとしています。
東京国立美術館で開催中の高畑勲展や、スタジオジブリが発行している雑誌「熱風」2019年9月号の特集をご覧になられると、高畑さんについて詳しく知ることができるので、おすすめです。日本アニメーションの歴史に残る本当に凄い人。

高畑勲展の感想については、下記noteにまとめているので、よかったらご覧ください。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
なつよ、半年間、楽しい時間をありがとうございました。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無職の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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