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鬼滅の刃、おもしろさを徹底分析してみる①キャラクター編。

鬼滅の刃、完結!ということで、今回から数回に分けて「鬼滅の刃はなぜ面白かったのか?」を分析していきます。第1回目の切り口はキャラクター

あなたが好きな鬼滅キャラは誰ですか?
ぼくは男性キャラだと、義勇さん。CV櫻井孝宏、最高かよ。
女性キャラだと、しのぶさん。CV早見沙織、最高かよ。

で、ここでまず考えたいのは、ぼくの好きなキャラを聞いてどう思いましたか?
多分、大体の人が「あぁ、なるほど。〜は、〜が良いよね」と共感できるのではないでしょうか。

ぼくの場合、カナヲちゃんが好きだって聞けば、「〜が良いよね!」と共感できます(長くなるので書きません笑)し、炭治郎が好きだと聞けば「さすが、長男だよね!(雑か)」と頷きます。

ここで大事なのは、「反発」が起きないことと、好きな「理由」がしっかりと説明できること。鬼滅の刃に限らず、キャラクターが上手に生きている世界では共通している要素だと思います。「反発」が起きないということは、キャラに対する作品の重みが偏っていないことの証明ですし、「理由」が説明できるということは、プロットがしっかりしている証明。プロット・ストーリーについてはまた別の回で触れます。

もし、特定のキャラのみが活躍するマンガだと、「〜の方が強いじゃん」とか、「えー、そいつよりも俺が好きなキャラの方が…」みたいに反論しちゃうかもしれません。キャラ同士のバトル物なら正しい構造ですが、鬼滅は無惨様というラスボスを倒す物語。全員団結です。

まとめると、鬼滅の刃は「万人に好かれるキャラクター群」を作ったことで、読者の層を広げることに成功し、爆発的なヒットを生み出す基礎を作った。とりあえず、キャラに焦点を当てるとこんな所でしょうか。

次回は「作画」に焦点を当ててみます。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
コメントで、あなたの好きなキャラと理由教えてくれると嬉しいです。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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