見出し画像

TCG界のデジタル化事情まとめ。最先端を走るポケカ、後追いする遊戯王。土俵にすら乗らないデュエマ。

先日の東京ゲームショウで行われたコナミのオンライン発表が酷かったすね…。その愚痴も含めて、今年末から来年初めにかけてのカードゲーム各社におけるTCGデジタル化動向をまとめます。


まずはコナミ発表会の感想から。遊戯王マスターデュエルの情報を餌にするやり方がまぁひどい。ぶっちゃけその方法だと視聴者数は増えるかもしれませんが、マスターデュエル以外の情報は一ミリも覚えてないので、反感を覚えさせるだけなんですよね…。地獄の30分間笑。

きちんとタイムテーブルを示しさえすれば何も問題無かったので、そこは運営の手抜きでしょう。アホか。もうちょっと上手くIP使えないんすかね。

しかも、肝心のマスターデュエルに関する内容も薄い笑。「今年冬リリース予定」しかまともな情報なくて笑いましたよ。冬リリースならもうちょっと出せる情報あるやろ。ソロプレイの実装はユーザーとしては嬉しいですが、Vジャンプチャンネルの方が情報出るの早かったし、短くまとめられてるしで、勝ってる所が何もない。


謎にウイイレを「eFootball」に改名して内容も微妙みたいですし、暗雲立ち込めてますなぁ…。これまでウイイレで知名度上げてきたんだから、わざわざその名前を捨てる必要はなかったんじゃないですかね。


マスターデュエルの配信は下手すると再来年になるかと危惧していましたが、予想よりかなり早い今冬にした理由は割と明白。バトスピのSwitchとPTCGL(ポケカオンライン)がおおよそその時期にリリースされます。その波に乗ってって感じですかね。


MTGAは詳しく把握してないため、除きますが、DTCG分野で最先端を走っているのはポケカでしょう。日本語に対応してないため、日本での知名度は低いものの10年前からサービスを提供しており、遊戯王とデュエマは足元にも及ばない。


対するデュエマはデュエプレがあるものの、完全なデジタル化とはいえない中途半端なレベル。まともにデッキを組もうと思ったら紙以上にお金かかりますし、手を出す意義を見つけにくい。

アプリやSwitchで無料配信されている「デュエマで遊ぼう!」の完成度は高く、初心者にはオススメです。しかし、その先が見当たらない。きちんとしたデジタル化の情報も出てませんし、圧倒的に立ち遅れている状況。


個人的にはPTCGLはガッツリ遊んで、マスターデュエルはソロプレイメインになりそうかな。正直、紙以上にお金がかかりそうならデジタルで遊ぶメリット薄いんですよね。ましてや遊戯王にはADSがあるわけで。

利益を出すのはもちろん大事ですが、リンクスみたいな鬼課金体制になるのは勘弁してほしいところ。マスターデュエルに望む仕様については改めて別noteにまとめるつもりです。過去分含めて、色々と要望は増えそう。


今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
急いでリリースしてユーザーを失望させるのだけは無しやで。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?