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台湾が5Gの導入を地方から行なっているのは、なぜなのか。

台湾のデジタル化の現状を少しお伝えしましょう。台湾では、すでに5Gが普及しつつあります。4Gと5Gの最大の違いは、5Gの方が遅延時間(ラグ)が非常に短いということです。
-「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」P32より引用

2021年6月の課題図書は「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」。台湾のコロナ対策動向を勉強する意味も込めて、本書を読み始めました。第7回目のnoteです。


台湾ではすでに5Gが普及しつつあり、「都市からではなく、地方から先に進める」という方式がとられています。日本では東京のような都会から先に進められていますから、逆の考え方といえるでしょう。

なぜ地方から先に進めるかというと、ネット環境が整っていない山の上や離島ではリモート教育ができないのは「公平ではない」と政府が考えているからです。この「公平さ」についての考え方は重要だと思っていて、SDGsでの「誰もとりこぼさない」と根本は同じ。今後はもっとこの考え方がスタンダードになっていくでしょうね。

日本はコロナ禍で消費税の減税もせず、行政のDXもまったく進まず、行政側が公平さを重視してないのは明らかです。すでに世界から遅れてる感は否めませんが、何も変えなければ、ますます引き離されていく可能性が高い。考え方をアップデートしつつ、少しずつ地道に頑張って欲しいですね…。


今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
支持率の低下すごいなぁ…。予想ではもっと下がると思ってました笑。

このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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