在庫と片付け

在庫という言葉にどんなイメージを持っていますか?在庫というものはないと困るしありすぎても困るものです。在庫がないとダメだということはなんとなくわかりますが、ありすぎても困るというのはどういうことでしょうか?
在庫は帳簿上、資産になります。だから在庫があればあるほど資産がたくさんあるということです。それっていいことじゃんと思えますが、実はそうではありません。在庫はお金に変わってはじめて意味を持ちますが、たくさんの在庫を全てお金に変えることはかなり大変です。お金に変わらなくても資産には変わりないので税金がかかります。また保管の場所も必要ですし、保管すればするほど破損やモデルチェンジによる価値の減損の可能性が高まります。このように多すぎる在庫は負の資産なのです。
このように在庫を持ちすぎることに良いことはありませんが、家庭にこれを当てはめてみましょう。家庭における在庫とはモノのことです。在庫をお金にかえることは家庭ではモノを使うことです。モノを持つということは家庭の資産が増えるということですが、実際に大切なのは“使う”ということなのです。“使わない”モノは多すぎる在庫と同じで負の資産なのです。
会社を経営するには在庫の管理が非常に重要です。家庭も同様でモノの管理をすることが生活をする上で大切なことなのです。

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