もったいないの意味

もったいないとは広辞苑によると「そのものの値打ちが生かされず、無駄になるのが惜しい」とあります。うちの母親ですが、もったいないといって大量のモノを溜め込み結局使わずじまいになることが多いのですが、これは本当にもったいないことなのでしょうか?
広辞苑の意味の通りもったいないとは有効に活用されないこと惜しむ言葉です。使わないこと自体がもったいないことなのです。モノを溜め込む人はもったいないという言葉を免罪符にどんどん溜め込みます。実際はもったいないのではなくて損をしたくないだけなのです。こういう人は物事を損得でしか見られなくなってしまっており、実際には使わないとしても得だと思ったら際限なく購入します。その結果家には大量の使わないモノがあふれています。実家がそんな状態だという人はかなりの数いるんではないでしょうか?
マータイさんが改めて広めてくれた「もったいない」ですが、モノ余りの時代にその意味を改めて考えてみる必要があります。

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