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新品川区長の記者会見でフリーランスは質問できるのか(8)

 2022年10月6日11時前にフリーランスの畠山理仁氏と羽田ゆきまさ氏、私の3人は品川区役所を出て、近所のファミリーレストランへ向かった。

 そこで、ランチをとりながら、畠山氏がノートパソコンで動画の編集を始めた。森沢きょうこ区長の「公約違反」を批判する動画だ。

 1時間ほどで動画の編集が完了。直ちに「森沢きょうこ品川区長・就任記者会見にフリーランス記者は参加できるのか」というタイトルで公開された。

 動画の説明で、畠山氏は以下のように書いている。

2022年12月4日に行われた品川区長選挙(再選挙)で当選した森沢きょうこ新区長。選挙期間中、そして当確直後の記者会見でも、品川区長としての情報発信である区長記者会見は「フリーランスの方も含めて」開放する意向を表明していた。
しかし、当選から2日後の12月6日に衝撃の事実が発覚。
12月9日10時から開かれる就任記者会見に出席できるのは、新聞、テレビ、通信社の記者に限られる。フリーランスの記者は参加できない。
品川区広報広聴課に確認すると、参加を絞った理由は「区長の意向と聞いている」と明言。
あまりにも早い方針転換に、選挙中の約束もすべて反故にされるのではないかと不安になる。

 動画は公開直後からツイッターなどで拡散され、森沢区長の「公約違反」に対する批判が高まっていった。

 これにあわてたのが森沢区長だ。以後、延々とウソと言いわけが積み重ねられていく。

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