見出し画像

斉藤猛江戸川区長の記者会見でフリーランスは質問できるのか(1)

 2023年1月16日、フリーランスの畠山理仁氏から以下のメッセージが届いた(原文ママ)。

 江戸川区長が2月3日(金)に予算案プレス発表の記者会見します。フリーランスも出席可能とのことで連絡が来たので共有します。参加申込締め切りは1月24日(火)午後4時まで。
 問い合わせ先は江戸川区広報課報道係 
 電話 03-3652-0652/03-5662-0402
 FAX 03-3652-1109
 メールアドレス 0803200@city.edogawa.tokyo.jp

 以下、概要です。

 令和5年2月3日(金)午後1時から1時間程度
 会場 江戸川区役所(江戸川区中央1-4-1)本庁舎4階 第1~3委員会室
 内容
 (1)令和5年度区当初予算案発表
 (2)質疑応答
 (3)その他

 以上

 私は2月3日13時に江戸川区役所へ行けるメドがついたので、参加申し込み期限の前日である1月23日の午前9時50分すぎに広報課報道係に電話した。

 ところが、対応した佐藤英(さとう・すぐる)係長は「畠山さんは昨年から問い合わせをいただいたので、記者会見の案内を差し上げたが、ほかのフリーランスと共有してもかまわないとは申し上げていない」と言う。

 私が「私以外のフリーランスからも参加申し込みが来ているはず」と確認すると、最初、佐藤係長は「個人情報なので、答えられない」と寝ごとを言っていた。しかし、私が「畠山さんと私以外のフリーランスから参加申し込みが来ているか否かを答えることは、個人情報でもなんでもない」と抗議すると、佐藤係長は「来ている」と答えた。

 佐藤係長の説明によれば、「現時点で畠山さんには記者会見に参加していただくが、ほかのフリーランスは会場の都合もあるので、1月24日の参加申し込み締め切り後に参加の可否を連絡させていただく」という。

 私は「『申し込みを締め切って、そのあとに連絡する』というのは、どういう意味? それは『参加させない』と言っているのと同じ」と反発。佐藤係長は「そういうことではない」と言いつつも、私が「それなら、本日夕方に参加の可否の状況を連絡してほしい」と要請しても、「畠山さん以外のフリーランスには、締め切り後に連絡することになっている」と、すでに畠山氏以外のフリーランスの参加を拒否する方針であることをにおわせた。

 私は「特定のフリーランスだけが参加できる記者会見などおかしい。参加者が増えたら、大きな会場に変更するのが当たり前。まったく納得できない」と抗議したが、佐藤係長は「ご意見は承りました」と慇懃無礼に答えただけだった。

 佐藤係長にも伝えたが、私は江戸川区出身。その関係で斉藤猛区長に質問したいことがある。しかし、2月3日の記者会見で質問できるのだろうか。

大きなスクープを期待する読者には、大きなサポートを期待したい!