摂食障害、勉強

中学・高校は母の希望した私立に入学することができました。
私には難しすぎる学校でした。
勉強についていくのに必死で、友達と遊んだ記憶はありません。
部活も母が希望したところに入りました。
中学ではそれなりに成績が良かったので、高校では1番難しいコースに入ることができました。
ただ、もう勉強に燃え尽きてしまっていた私はあまり勉強しなくなりました。思春期だったこともあり、部活もやめ、バイトをするようになりました。
成績はほとんどビリに近かったと思います。
三年生になり、これではいけないと思い、勉強し始めました。
なんとか高校を卒業しましたが、大学受験は失敗しました。
中学・高校も家では相変わらず父が怒鳴り散らし、母は泣いていました。
笑うことはほとんどなかったと思います。
感情に蓋をしていたほうが楽でした。
父に殺されるのではないかと思ったこともありました。
私は昔の大きな裁縫ばさみを常に持ち歩いていました、やられる前にやろうと思っていました。
それぐらい父が怖かった。
その間もづっと過食嘔吐は続いていました。
両親は気が付いていませんでした。
祖父母は気づいていたように思います。
唯一のストレス発散方法でした
摂食障害は大学に進学するまで続きました。
親元を離れ大学進学すると、今まで追われていた勉強や父親のDVから逃れることができ、自然に摂食障害は一時的に治りました。

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