子供の頃

最初の記憶は幼稚園の頃です。
子供の頃から神経が細い子だと祖母にいわれていたようです。

通っていた幼稚園はトイレが男女共同で、ある日トイレで走っていた男の子とぶつかりたんこぶができてしまいました。
幼稚園の先生には男の子が怒られるとかわいそうだと思い、こけたと話しました。
家に帰り母に聞かれた際には正直に今日あったことを話しました。
後日、母と先生がたんこぶの話になったようで、先生にウソをついたことがばれたようです。
そのことを私はウソをついたとも思っていなかったし、そんなに重要なことだと思っていませんでした。
男の子は謝ってきたし、怒られるのはかわいそう、だから先生には転んだといい、母には正直に話しました。
しかし、先生はそう受け取らず、工作の絵を見せに行く際に「このうそつき
」と私にむかって言いました。
私はびっくりしましたし、悲しく怖かったことを覚えています。
そこで私は優しくすると損をすると学びました、でも意地悪をしたくないとも思いました。
損をしてもいいが人に優しくしたいと思ったことを覚えています。
しかし事あるごとに先生からは「うそつき」と言われました。
母にそのことを言ったかは覚えていませんが、1年でその幼稚園をやめ、近所の幼稚園に転校しました。

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