国会の中から:解散風の正体
この10日くらい永田町で「解散風」が吹き荒れまくった。
渦中にいると、まるで「凄まじい暴風雨」のようで、対応に追われて、通常の仕事のことが軒並み後回しになった。
そして、総理が解散しないと明言すると、何事もなかったかのようだが、モヤモヤだけは残る。
で、結局なんだったのか。
日テレが解散風をふかしはじめる
思い出すと、この日テレの報道あたりから、だんだん風が強くなってきた。
6月2日(金)日テレ
その後、いろんな人からいろいろと連絡をもらった。
選挙風を吹かす人、そっとささやいていく人、質問していく人、いろんな人が出てくるのが興味深かった。
フジテレビが『独自』であおる
そして、6月14日(水)フジテレビで「独自」ニュースとして、「即時解散」検討というニュースがでる。
すると、
という謎の挨拶から会話が始まる。
そしてこの頃から、立憲民主党の内閣不信任案提出を岸田総理が解散の大義にする、という論調の風が吹いてきて、それがどんどん直接に向かってくることが増えてきた。
と、知り合いの議員やメディアの人から言われる機会が増えた。
好意もあっての御注進だとは思う。
ひょっとすると底意もあっての流言だったかもしれない。
でも、いずれにせよ、
この人たちは間違えた
ここは結構大切なことだ。
ニュースソース不明で、いかにもな話が多い業界で、僕は新参だけれど、いままでいろんな仕事をやってきた経験からは「事態は繰り返される」
それが答え合わせから得られた教訓だ。
『解散は無い』と言い切っていた人もいた
でも、その一方では、終始一貫して
と言い切る与野党の先輩や関係者もいた。
少数だが、確実に。
この人たちは正しかった。
ちゃんと記憶しておこう。
結局、解散風の正体は人だった。
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