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7/8(月)朝のご挨拶@南平岸駅と東京都知事選挙の振り返り(後編)

都知事選振り返りの後編です。(前編はこちら)


今回の知事選挙では前回よりも投票率が5ポイント上がりました。

候補者が増えたことが投票率が上がったポイントのようです

注目された2名の方と都議補選に触れた上で、本当の勝者について書いてみたいと思います。


石丸さん

無党派の期待を背負った形になった石丸さんは、YouTubeを媒体として活用する新たな政治家群の一人だと思います。

名を上げるという戦略で安芸高田市の市長を辞めて都知事選への立候補でしたが、その目的は達したと思いますが、次が難しくなったのではないでしょうか。

ご本人もTwitterで否定されてますが、衆院選には出られないでしょう。なぜなら、衆議院議員になったとしても石丸さんのYouTubeを使った改革者としての良さは発揮できないからです。

また、広島県知事選に出る憶測がありますが、安芸高田市の現状を踏まえて広島県民は冷静に見ていると思います。

広島では勝てないことはご本人が一番わかっているのではな
いでしょうか。

政党を作るという話もあります。しかし、作ると早晩崩れると思います。政党のマネジメントは大阪を拠点とした維新でも苦労するくらい、難しいと感じてます。

その意味でも、石丸さんは勝ちすぎたのではないでしょうか。

上がった期待値をどのように超えていくか、手腕が問われますが、選択肢はそう多くないのではないと思います。それともその予想を斜めに超える手を打ってくるのか、興味深いです。

安野さん

安野さんの選挙は見ていて清々しかったです。
こういう方が選挙に出て来られるのは素直に嬉しいなと思いました。

公約をGoogleスライドで公開していったり、GitHubでアップデートしていったりと、学ぶことが多々ありました。

選挙ってイノベーティブなものなので良いのだということを改めて感じます。

機会に恵まれればお会いしてみたいです。

関係者が注目した都議補選

ちなみに、政治に詳しい人たちの中では、同日に投票が行われた都議補選9選挙区の結果に注目がいってます。

自民党は8選挙区で候補者を立て、情勢調査では4議席は行くのではと言われてましたが、結果は磐石と言われていた八王子も落として2議席。

ただし、立憲と棲み分けたはずの共産党は0議席。
大阪以外の地盤が弱い維新も0議席。
立憲は1議席。

当選した9人中6人が30-40代の女性でした。

世間は変化を求めているものの、既存の政党はそれを受け止めきれていないのかもしれません。

既存の政治家の一人として、向き合わなければいけません。

民主主義の参加者が増えたこと

でも、個人的には、今回の都知事選でこの僕のFacebookやインスタでもたくさんの友人が、石丸さんや安野さんについて、支援や応援の投稿をしたりしたことに感慨深く拝見してました。

日本では、長らく政治のことについて会話などで触れることはタブー視されてきたからか、Facebookなど実名のSNSではよっぽどの知り合いなどでなければ、選挙についての投稿はこれまでほとんど見られませんでした。

選挙の看板ポスターの問題など、公選法がジャックされてしまう事態も起きていますが、その一方で、民主主義がアップデートしてきたとも言えるかもしれません。

民主主義に関心を持った方へ

「デモクラシー」を「民主主義」と訳したのは福沢諭吉だそうです。
生まれた時から殿様や武士、農民と身分が決まっていた封建制から新しい時代を渇望した福沢諭吉が「民(たみ)が主(あるじ)」と書いたのには、想いが込められていると思います。

民主主義の根幹を担う選挙って、4つのフェーズがあります。

1, 立候補している人に投票する
2, 立候補している人を応援する
3, 応援する人がいなければ、誰かに立候補してもらうよう説得する
4, 出てもらう人がいなければ、自分で出る

今回の都知事を通じて、
「こんな世の中なら自分がやったほうがましなんじゃないか。立候補してみようかな。。。」
と思った人もいるのではないかと思います。

民主主義が続く限り、政治は必ず誰かがやらなきゃいけません。

この記事を読んだあなたにもその資格は充分にあります。

今回の選挙を通じて、「自分もやってみよう」と思えた人こそ、本当の勝者だと思います。

あなたも本気で挑戦してみませんか。

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