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飲食店開業の参入障壁について

飲食店開業を本格的に考えた時に、まず実際に飲食店を経営している方々にお会いしに行きました。

個人経営の店舗やフランチャイジーとして複数店舗経営されている方、あるいは飲食業界大手企業を経営する方にもお話を伺いに行きました。

よく飲食業界はレッドオーシャンだと言います(僕は横文字はあまり好きではありません。理解した気になってしまうからです。)
実際のところ本当なのでしょうか、もしそうだとしたら飲食で一旗揚げる(逆に古めかしい言い方ですね笑)は難しいのでしょうか。


ちなみにタイトルにある「飲食の参入障壁について」こちらに関しての答えは全業種平均に比べ低いと考えます。
一方廃業数を参考にすると、倒産・休廃業含め2018年度は1180件と、東日本大震災やリーマンショック直後を上回っています。
開業比率も全業種より高いため、一般的な言い方をすれば参入がしやすいため多くのお店が出店しそして3年もたずに潰れていくという事になります。

飲食に問わず業界や物事には必ず流れ(ブーム)があります
僕はもともと金融関係におり、M&Aを通じて企業の決算を見ていましたので世間の考えや流れは必ずその業界の大手企業の決算に表出されると考えています。
もう安値争いは収束に近いのではないでしょうか?
鳥貴族やいきなりステーキを運営するペッパーフードもかなり厳しい決算を出しています。

昨年まではタピオカが流行ったことで、海外から流入したブランドも多くありますが、ジュースやティスタンドがかなり増えました。

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注:東京商工リサーチ引用

まだまだ嗜好品に出費する事は出来るという事でしょうか。
人口が減少してるので正確な比較は難しいですが、アルコール消費量は減少しています。
一般的には景気後退が起きると嗜好品への投資は減額傾向にありますが、その逆説として使う先に変化があっただけなのではないかと僕は考えます。


色々と上記の方々からお話を伺いましたが、僕の結論として飲食業界はブルーオーシャンなのではないかという事です。(また横文字を使ってしまった)
つまり、どこに強味を持っているかを自分で把握し、共感してもらえる仲間を集め、自分と自分の展開する事業にファンをつける事。
他の業界とも変わりませんが、少し特殊な業態ではあるかもしれませんね。

個人的には、ワンオペで切り盛り出来る規模の店舗を複数店舗運営していき固定費を最小限に抑えつつモクテルという知名度を上げて、大手の参入を待ち、市場が確立された際のパイオニアとしてのアドバンテージを得るというのがビジネス的な観点かなと漠然と考えています。(えげつないほど横文字だらけですね)



最近FacebookやSNSを通じて僕に連絡をして下さる方がいらっしゃいますが、半数以上は飲食店で勤務している方です。(ありがたい事に僕のノンアルコールビジネスに賛同して頂ける✨)
皆さん料理やカクテル、サービス提供に自信があると仰います。
ただ誤解を恐れずに言えば、今はSNSを通じて多くのレシピが"無料で"公開され、Youtubeではプロのバーテンダーさんがシェイカーの振り方から本格カクテルの作り方を教えてくださる世の中です。
例えばホリエモンさんのように異業種から飲食業界に乗り込んでくる方が最近とても増えていますが、この流れはこれから続くのではないかと思います。

僕が飲食店を開業する際に一番気を付けた事がコンセプトについてです。
「美味しいパスタと美味しいワインを出すお店」は東京に何店舗あるでしょうか。そういった事を考えると飲食ビジネスは本当に面白いと感じています。
しかしやはり最後は気合というか、圧倒的な熱量は不可欠だと思いますが。
自分がお客さんの立場であれば、自分たちの提供するサービスがホンモノである事を確信し、本気で取り組んでいるお店でないとあまり気はひかれません。
儲かる儲からないという事は大事ですが、それは付帯的なものであると僕は考えます。

飲食はなかなかビジネスで流行っている事を適用するのが難しいのか、今更ながらサブスクリプションモデルを大手が取り入れたり廃棄食材を減らすためにITシステムを取り入れたりと、直近は面白いムーブメントが見られます。

まだお店を出してもいないのに頭でっかちではありますが、自分なりに最大の熱量を持ってノンアルコール業界を盛り上げるためにも仲間を探しています!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
引き続きよろしくお願いします!





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