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「ねことわたし。」#02 みー&末廣樹理菜

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合縁奇縁。
その意味は「人の交わりには互いに気がよく合う合わないがあって、それは不思議な縁による」ということ。

これは人と人だけではなく、人とねこにも当てはまります。
ねこは気まぐれで、わたしたちの思いだけではうまくいきません。

愛らしくて、憎たらしい。
身近なようで、あまり知らない。

そんな「ねこ」との出会い、生活についてインタビューをする企画「ねことわたし。」

第2回は末廣樹理菜さんのおうちの「みー」ちゃん
まんまるなお顔で愛嬌たっぷり。
そんなみーちゃんと末廣さんの出会いと生活について見ていきましょう!

▼末廣樹理菜さん プロフィール

株式会社Peers人事部採用責任者&社長秘書。
マーチングコンテストで全国大会金賞を取るなど、多彩な才能を持ちマルチに活躍中。
愛を込めて喝を入れる姿から、先輩にも後輩にも好かれている。
愛猫はみーちゃん。

▼運命的な出会い。後押しは動かなかったマルチーズ。

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中島(以下:中):はじめまして。とってもかわいいねこちゃんですね!
お名前はなんと言うんですか?
末廣さん(以下:末):はじめまして。名前はみーちゃんです。
三毛猫なのでみーちゃん。

中:みーちゃん!やさしい雰囲気が伝わります。
次に出会いのきっかけを教えて下さい!
末:わたしと子ねこの出会いは、小学校3年生のときでした!
当時妹と書道を習っていたのですが、その日は珍しく祖父母が迎えに来てくれたんです。
祖父母はマルチーズを飼っていたので、そのまま散歩でもしようかってなり、原っぱを散歩しました。

中:普段から散歩をしていたんですか?
末:いえ。普段は歩きで書道に通っていたのですが、その日はたまたま祖父母の買い物の時間が合うということで迎えに来てもらいました。
散歩を始めると普段はすごく大人しいマルチーズが「ワンワン」って鳴いたんです。

中:もしかしてそこに?
末:はい。マルチーズの案内について行くと、お米が入っているような茶色の袋があったんです。
恐る恐る覗き込むと、子ねこがいたんです。

中:捨てねこがいたと。
末:そうなんです。とてもかなしかった。
小学生でも捨てられてるってことはわかりましたから。
拾い上げてみると、白と黒と茶色の柄。三毛猫でした。

中:そのまますぐ連れて帰ったんですか?
末:それが、いままでペットを買ったことがなかったので、正直悩みました。
とってもかわいいけど、親がなんて言うか…。
でもなんとか助けたいという気持ちでいっぱいでした。
するとマルチーズがその場からまったく離れずで。

中:もしかすると、「助けてやってくれ」って言ってたのかもしれないですね。
末:わたしもそう思います。きっと人間には聞こえない声で話してたのかなって思います。

▼手のかからない優等生。夜泣きゼロ。ミルクもよく飲むかわいい子。

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中:実際に連れて帰ったときのご両親の反応はどうだったんですか?
末:半ばあきらめでした(笑)
母が「もう連れてきちゃったし、仕方ないよね。面倒はあなたたちでみなさいよ!」って。すごく安心したのを覚えています。

中:素敵なお母様ですね。
末:昔から末廣家の方針は「やりたいことはやらせる。でもやるなら責任は自分で持ちなさい。」だったので、そのことが影響しているのかもしれません。
事実、小学生の私たちではわからない動物病院や餌のことなどは一生懸命調べてくれてたのだと、後になって親の助けを感じましたね。

中:ご両親もすごくかわいかったのかもしれませんね。
末:そうですね。心配もあったと思うけど、可愛かったんだと思います。わたしたちの心配を他所に、夜泣きもしないし、ミルクもよく飲むいい子でした。

▼静かに寄り添ってくれたぬくもり。いまでは2匹のお姉ちゃん。

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中:手がかからない子だったんですね!一番の思い出はなんですか?
末:一番の思い出は、中学生の時に寄り添ってくれたことです。
ねこってどこか気まぐれで、冷たいというイメージを持つ方もいますが、実際はちがいます。
わたしが落ち込んで泣いていたとき、そっと寄り添ってくれました。
それで心が軽くなり、元気が出ました。

中:やさしい!静かに寄り添うって動物ならではですね。
末:はい。特にみーちゃんは人懐っこい。
みーちゃんのあとに2匹お迎えすることになったんですが、毛づくろいをしてあげたり、お姉ちゃんねことしてすごくかわいがってました。

中:すごい!しっかりした子ですね!最後にみーちゃんにひとことお願いします。
末:みーちゃんへ
子供のときからいつも一緒で、支えになっています。
この間体調悪くなったときはそろそろなのかとすごく不安になりました。もう15歳でいつまで生きれるか分からないけど長生きしてね!いつもありがとう!

▼まとめ


衝撃的な出会いのあと、ハートフルな生活を送る末廣さんとみーちゃん。静かに寄り添ってくれたエピソードからは、助けてくれたことへの感謝の恩返しをしているみーちゃんが浮かびました。見た目通り、愛嬌たっぷりで癒やしをくれるみーちゃんは、これからもご家族に笑顔を運んでくれるのではないでしょうか。

末廣さん、ありがとうございました!
☆末廣さんのTwitterはこちら

▼どうぶつ基金と中島雄太


中島雄太は、さくらねこ(TNR活動)をはじめ、「動物の適正な飼育法の指導・動物愛護思想の普及等を行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の建設に寄与する」ことを目的とし、推進する「公益財団法人 どうぶつ基金」を応援しております。

どうぶつ基金では、ねこに去勢手術を施し、元の場所に戻すことで繁殖を防ぎ、地域ねことしてかわいがってもらえるような活動をしています。
☆「公益財団法人 どうぶつ基金」のホームページはこちら


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