下澤悠太の奮闘記#6〜サッカーにおける『最適解』を整理してみる〜


この記事👇の補足でもあります。(随時更新予定)



以前、『サッカーの”試合中”には正解は存在しない』ということを整理してみました。

サッカーにおいて正解かどうかは、試合終了後に”ゲームの目的達成(勝利)に繋がったかどうか”で判断されます。

例えば、試合中にボールロストをした時。その瞬間だけを切り取ればネガティブなように感じます。

ただ、例えばこのような状況だとどうでしょうか?

自分のボールロストによって相手がカウンターを仕掛ける。
人数をかけ、全体的に前がかりに。

味方がボールを奪い返してくれたことで、カウンターを阻止。
逆に自分たちがカウンターを仕掛けられる状態に。

相手は前がかりになっているので、カウンターが成功しやすく、
結果的にゴールに繋がった。

そのまま1-0の勝利

この場合、そのボールロストは結果的に勝利に繋がる要因になっているので、決してネガティブなものとは言えず、「プレーは失敗しているけど、結果的には正解だったプレー」と言い換えることができます。

(「ボールロスト=ネガティブ」ではなく、「ネガティブに"なりやすい"ものであり、自分たち次第でポジティブにも変えられるもの」という認識。)

逆を言えば、どれだけ自陣でパスを繋いで、パス成功率とボール保持率で100%という数字を叩き出しても、それが勝利に繋がっていないのであれば、「プレーは成功しているけど、結果的には不正解だったプレー」と言えるのもサッカーです。

つまり、サッカーでは試合中に何が正解なのかがわからない。だからこそ、自分(たち)が選択したプレーや言動を「結果的に正解だった!」と言えるようにするために、試合終了の笛がなるまでは、どんなことが起きてもプレーし続けることが求められるわけです。


とはいえ、試合中に何が正解になるかは分からないけど、「おおよそこの状況でこれをすると結果的に正解になる可能性は高いよね!」という『最適解』は存在するんじゃないか?というのが僕の考えです。

例えば「自陣のゴール前でもたもたしてると、ボールを奪われ、失点し、それで試合に負ける(不正解になる)可能性は高い。だからこそ、自陣のゴール前ではできるだけシンプルにプレーした方が結果的に正解になることが多いよね!」みたいな感じです。

この最適解を事前に整理しておくことで、試合中に存在する多くの影響の中から、目的達成(勝利)に繋がる”今、効果的な影響”を取捨選択しやすくなるのではないか?と考えました。

ただ、あくまでも最適解を整理する理由としては、プレー中に最適解を選択するためではなく、最適解を軸にその状況に応じた効果的なプレーを取捨選択しやすくするためです。

「相手のフォーメーションが4-4-2なら〇〇が弱点になりやすく、△△なプレーが効果的になりやすい(最適解)。だからそれを実行しよう!」

ということではなく、

「相手のフォーメーションが4-4-2なら〇〇が弱点になりやすく、△△なプレーが効果的になりやすい(最適解)。それを踏まえて、今の状況だと何が効果的なんだろう? もしかしたら△△は難しそうだから、□□を意識して攻めていくのもありかも!」」

みたいな問いを立てやすくするために最適解を整理しておくようなイメージです。



ということを踏まえて、上記の記事で整理しましたが、

サッカーの試合中にはたくさんの影響(情報)がある中で、その中からゲームの目的達成(勝利)に繋がる可能性が高い要素を見極めるために、下記の3つの視点が求められると考えています。


✔︎90分間通して持ち続ける必要がある見極め方
→「今この瞬間で自分たちの『勝利』に繋がる可能性が高そうな影響は何か?」という問いを軸に見極める。

✔︎攻撃時
→「今この瞬間で”ゴールを決める”ために必要となり得る影響、もしくはその障壁となる得る影響は何か?」という問いを軸に見極める。


✔︎守備時
→「今この瞬間で”相手ボールを奪う”ために必要となり得る影響、もしくはその障壁となり得る影響は何か?」という問いを軸に見極める。



ただ、これだとザックリしすぎているので、

「勝利に繋がることが多い影響(の与え方)や要素は何か?」
「ゴールに繋がることが多い影響(の与え方)や要素は何か?」
「相手ボールを奪えることが多い影響(の与え方)や要素は何か?」

というこの3つの『最適解』を整理してみることに。


『勝利に繋がる可能性が
最も高い要素』とは?

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