下澤悠太/Yuta Shimozawa

テゲバジャーロ宮崎 No.10 天才という類の人種ではないため、誰よりも考え、 誰よ…

下澤悠太/Yuta Shimozawa

テゲバジャーロ宮崎 No.10 天才という類の人種ではないため、誰よりも考え、 誰よりも行動することにしたサッカー人間です! 代替可能な人間にはなりたくなかったので、 人と同じことをするのを辞めました! ※友達がいなくなるのでオススメはしません

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  • 下澤悠太の”奮闘記”("note"ver.)

    下澤悠太の"奮闘記"では 下澤が夢に向かって挑戦していく過程で、 蓄積されていく気づきや葛藤という膿を、 外に吐き出すために書いている備忘録です。 表立って言えないことをまとめていること。 自分が振り返れるように書いていることもあって 有料にしております!!

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[第1弾]①サッカーにおける"ミス"とは、『正解』への布石である。

先日、鎌倉インターナショナルFCというクラブの監督をされている河内一馬さんが書かれた『競争闘争理論』を読みました! 個人的には「スポーツに関する本ですが、仕事や人生にも繋がる本なので、すべての人の課題図書にしてもいいんじゃないか?」と感じたくらい目から鱗の内容ばかりでした! そんな本書を読んで自分なりに感じたことをいくつか投稿してみることに。 今回はその1つ目。「本書を軸に、サッカーにおける(試合中の)ミスの捉え方を考察してみた!」」という話を。 最終的に辿り着いた結

    • ④集中力がエンドレスに続く条件とは?(4-1)

      前回の記事 前回までの①〜③の記事で整理したことをザックリまとめると以下のような内容になります。 ・そもそも陸上や水泳といった”競走”競技と、サッカーといった”闘争”競技では求められる集中状態が違う。 ・サッカー中に求められる適切な集中状態は、世間一般的に言われるような周囲の状況や騒音などが全く気にならない状態(内的集中)よりも、むしろ周囲の何気ない動きや音に気づける状態(外的集中)。 ・その状態を作るために意識した方がいいことと取り組みについて とはいえ、どれだけ

      • ③サッカー中に”目的達成に繋がる影響”を取捨選択する方法(2-2)

        前回の記事👇 前回の内容をまとめると、 「試合の中で外的集中を使って、"目的達成に影響を与える可能性のある要素"に気づくためには、まずは根本的にサッカーの試合中に起こる『影響(の与え方/与えられ方)について』を知ることが大事だよね!」 みたいな話とその具体例を書きました。 今回はそのたくさんある『影響の与え方(与えられ方)』の中から、実際に目的達成に繋がる可能性が高い要素の見極める方法についての整理を!! 第一回でチラッと書いた内容ではありますが改めて!! サッカ

        • 下澤悠太の奮闘記#6〜サッカーにおける『最適解』を整理してみる〜

          この記事👇の補足でもあります。(随時更新予定) 以前、『サッカーの”試合中”には正解は存在しない』ということを整理してみました。 サッカーにおいて正解かどうかは、試合終了後に”ゲームの目的達成(勝利)に繋がったかどうか”で判断されます。 例えば、試合中にボールロストをした時。その瞬間だけを切り取ればネガティブなように感じます。 ただ、例えばこのような状況だとどうでしょうか? 自分のボールロストによって相手がカウンターを仕掛ける。 人数をかけ、全体的に前がかりに。 ↓

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        [第1弾]①サッカーにおける"ミス"とは、『正解』への布石である。

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          下澤悠太の奮闘記#5〜『影響の与え方・与えられ方』大全〜

          こちらの記事👇の補足みたいな内容。 サッカーにおける影響の与え方、与えられ方をメモがてら残していこうと思います! こちらは随時更新していきます! ”試合中”の『影響の与え方、与えられ方』 [”試合中”の影響の与え方の流れ] ✔︎個人軸 ①『自分→自分』 ②『自分⇄味方』 ③『自分⇄相手』 ④『自分→自チーム』 ⑤『自分→相手チーム』 ⑥『自分→周囲』 ⑦『自分→外部環境』 ✔︎チーム軸 ⑧『自チーム→自分・味方』 ⑨『自チーム→相手』 ➉『自チーム⇄相手チーム』 ⑪

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          下澤悠太の奮闘記#5〜『影響の与え方・与えられ方』大全〜

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          ③サッカーの試合中に”影響”に気づける状態の作り方(2-1)

          前回の記事。 前回、「サッカーにおいての適切な集中状態である『※外的集中』を使用するためには、大前提として”無意識”にプレーできる状態をどれだけ作れているかが重要だよね!」みたいなことを整理してみました。 (※外的集中▶︎『目的(勝利)達成するにあたって、影響を与える可能性のある要素をより感じられる(見える、気づける)状態。』) そして今回は、「大前提として抑えておくことはわかった。とはいえ、そもそも目的の達成に影響を与え得る可能性のある要素ってそもそも何?試合中にそれ

          ③サッカーの試合中に”影響”に気づける状態の作り方(2-1)

          下澤悠太の奮闘記#4〜外的集中をより効果的に使えるようになるために、最近意識していること。〜

          サッカーにおける適切な集中状態は周囲の影響に気づける状態である『外的集中』という話をしました。 そして、その外的集中を使える前提条件として『無意識』が重要だという話もしました。 ただ何でもかんでも無意識を作ればいいというわけではなくて、”何を”無意識にするかの部分がめちゃくちゃ大事だよね!という話もしました。 ということを踏まえて、最近僕が「外的集中がより効果的に身につけるために意識してみていること」について整理してみたいと思います。 外的集中を使いやすいタイミングと

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          プレーや身体動作が無意識に行えるようになるまでの流れと、最終的に辿り着きたい天才たちの事例。

          『②”4つの集中モード”から整理する、サッカーにおける適切な集中状態を使用できる前提条件とは?』の補足的な内容。 サッカーの基礎的なプレーや動作などが無意識に行えるようになっていく(慣れていく)流れとして、以下の①〜③の流れがあるように考えています。 ①基礎フェーズ(入門集中) →ドリブルやトラップ、身体の使い方、守備やチームの戦術の動き方といった基本的な行動をする時に、意識を向けないとうまくできないフェーズ。 シングルタスクしかできない。『周囲の影響に気づく余裕がない

          プレーや身体動作が無意識に行えるようになるまでの流れと、最終的に辿り着きたい天才たちの事例。

          ②”4つの集中モード”から整理する、サッカーにおける適切な集中状態を使用できる"前提条件"とは?

          前回。 前回の記事で、競争闘争理論で書かれている『サッカーで求められる適切な集中状態』について改めて整理してみました。 本書ではその集中状態を、"周りが見える(気づける)"状態である『外的集中』というように表現しています。 そして今回の記事では「外的集中を使えるようになるためには、大前提として〇〇ができていることが条件だよね?」という基礎中の基礎みたいな話をしてみたいと思います。 集中力は4つのモードがある。 ここからは『Focus 脳が冴えわたる4つの集中』という本

          ②”4つの集中モード”から整理する、サッカーにおける適切な集中状態を使用できる"前提条件"とは?

          [第2弾]①サッカーにおける『適切な集中状態』の”作り方"を整理してみた。

          『競争闘争理論』を軸に整理してみた!第2弾。 今回は本書に書かれていた『サッカー(闘争)における適切な集中状態の定義』を軸に、「それって具体的にどうすれば身につけられるのかな?」という実践的な部分を自分なりに考察してみました! (第1弾ではサッカーにおける”ミス”について考察してみました。) 本書を読まれていない方もいると思うので、まずは改めて①の記事で、そもそもの競争と闘争の違いから、サッカーにおける適切な集中状態の定義などをザックリと整理してみます。(必要のない方は

          [第2弾]①サッカーにおける『適切な集中状態』の”作り方"を整理してみた。

          『3C』を活用し、「試合に出るために、今取り組むべきこと」の精度を高める。(3/3)

          前回の記事。 前回の内容をザックリ整理すると、、、 サッカー界であまり体系化されてない『試合に出るまでの一連のプロセス』を整理するために、 マーケティングの『4C』("お客さん"が商品を選ぶ際に大きな影響を与えている4つの要素)をサッカーに置き換えて、『監督の求めている要素』についてまとめてみました。 そして今回は、試合に出るまでの次のステップである、『ピッチ内外で行動し、監督のニーズを満たす』について、意識した方がいい要点をマーケティングの視点で整理してみました。

          『3C』を活用し、「試合に出るために、今取り組むべきこと」の精度を高める。(3/3)

          マーケティングの『4C』をサッカーに置き換え、監督のニーズを整理してみた。(2/3)

          前回の記事。 前回の内容をザックリ整理すると、、、 サッカー界では、『試合に出るまで』の一連のプロセスの中で、「ここを意識した方がいい!」という要点があまり整理されてない。 でもそれってマーケティングの視点で整理できるんじゃね??という話です。 ということを踏まえ、今回はその内容の本題。 実際にマーケットインのコツをサッカーに置き換えたらどうなるかを整理してみました。 この記事では、上記の図にもある 『①監督の求めていることを知る・理解する』 について整理してみ

          マーケティングの『4C』をサッカーに置き換え、監督のニーズを整理してみた。(2/3)

          第1回『#サッカー選手の土台を科学する』〜試合に出るまでのプロセスをマーケットインを軸に整理してみた。〜(1/3)

          先日、スポナビさんで記事を書かせていただきました! 内容をかなりザックリまとめると、、、 「本気で上を目指す選手ほどスポーツ以外の分野(世界)からも学んでおいて、さまざまな考え方や視点を持っておいた方が、サッカー選手としての成長や活躍を加速させそうだよね!」というものです。 とはいえ、具体的にどうやってスポーツ以外の分野から学べばいいのかの実例がないとイメージしづらいと思うので、 これから自分が実際に行っている他分野の学びをサッカーに活かしている事例を投稿してみよう思い

          第1回『#サッカー選手の土台を科学する』〜試合に出るまでのプロセスをマーケットインを軸に整理してみた。〜(1/3)

          サッカーとの繋がりがありすぎる”マーケティング”の世界。

          先日、スポーツナビさんでこのような記事を書かせていただきました。 内容をかなりザックリまとめると、「本気で上を目指す選手ほどスポーツ以外の分野(世界)からも学んでおいて、さまざまな考えや視点を持っておいた方が、サッカー選手としての成長や活躍を加速させそうだよね!」というものです。 たぶん記事を読んでいただければ、「そりゃそうだよね」と納得してもらえると思うのですが、とはいえ、スポーツ以外の分野といってもたくさんあります。 果たしてどんな分野から学ぶことが効果的なのでしょ

          サッカーとの繋がりがありすぎる”マーケティング”の世界。

          ③そもそもサッカーには、”ミス”という概念が存在しないんじゃないか説。

          前回の記事はこちら👇 ミスすらも ”正解”にできるスポーツ。 それがサッカー。ここまで『ミス』について少しずつ整理してきましたが、 そもそも皆さんは『ミス』と『失敗』の違いってどう捉えていますか? スポーツの現場でもなんとなく使われていますが、たぶん似ているようで違った意味を持っているんじゃないかなと。 ということで、ここから先の話を整理しやすくするために、便宜上、(スポーツ現場で言われている)失敗とミスの違いを自分なりに整理してみました。 失敗▶︎目標を達成するに

          ③そもそもサッカーには、”ミス”という概念が存在しないんじゃないか説。

          ②”思考態度のズレ”がミスを怖くする。

          前回の記事👇 サッカーをする上で そもそも"ミス"って 悪いものなんだっけ? 「できることならミスはしたくない」 誰もがそう思うと思います。ミスが続くと楽しくないですし。 試合前から「今日の試合でミスをしたらどうしよう...」と考えたり、試合中にミスが続くと、いつしか「ミスが怖い」「ボールを受けるのが怖い」という思考を持ち、消極的なプレーが増えて、自分らしさがなくなっていき、悪循環に陥ったりすることってあったりすると思います。 こういった場合の多くは、ミスそのものに

          ②”思考態度のズレ”がミスを怖くする。