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サッカーにはない”バスケットボール”ならではの面白さ


今回も前回の続きで、
秋田ノーザンハピネッツさんを観戦して
学んだことをまとめてみることにしました!

前回の記事👇


ただ、今回の内容は
ブラウブリッツ秋田の集客などに
転用することは難しそうだけど、
サッカーとは違うバスケならではの面白さだな
と感じたことを書いてみたいと思います!


バスケならではの面白さ


・攻撃が24秒で終わる
(盛り上がる回数が圧倒的に多い)

バスケの試合を観ていて
試合の中で盛り上がっていたのが、

1位:点が入った時
2位:ボールを奪った時
(攻守が変わった時。リバウンドなど)でした。

その中でバスケでは
攻撃を24秒で終わらせなければいけない
という制約があるため、
ゴールを奪うためにチャレンジする姿勢が
必然的に増える
と思います。

そして結果的に
一番会場が盛り上がる
ゴールが生まれる回数も多くなります。

#めちゃくちゃ良いサイクル

それにたとえゴールが入らなくても
次に会場が盛り上がる『ボールを奪う』
という時間がすぐに来る
ので、
「そりゃお客さんの観ていて楽しいだろ」
と思いました。笑
#なんというスポーツだ

一方、サッカーでは
オルンガ選手が出場している時を除いて
基本的にはゴールが決まることが希少価値で、
たった1点が勝負の行方を左右する
スポーツだと思います。

なのでどうしてもリスクを取れずに
チャレンジできない時間があったりします。
(試合終了数分前で1-0で勝ってる時とか)

つまりバスケに比べて
少し満足度が落ちそうだなと思ったのですが、

ただ、逆に1点を取ることの重みが
バスケと比べると桁違いなので、
点が入った時の盛り上がり度(満足度)は
めちゃくちゃ高そう
だなと思いました。
#やはりサッカーはサッカーでいいのかも

えー 結論としては
やはりゴールを決めるためにも
たくさんチャレンジしよう!
という感じです!笑


出場する選手が5人で
1人1人にスポットライトが当たりやすい

バスケは5人で行うスポーツだと思います。
(相手を入れたら10人)

なので一人当たりの
ボールを触れる時間(回数)が長くなるので、
自分の推しの選手のプレーが観れる時間が
増えて満足度も高くなりやすい
と思います。

一方、サッカーだと11人います。
(相手を入れると22人)

試合を通して1人の選手が
ボールに触っている時間は
トータル2〜3分と言われます。

つまりバスケに比べて1人の選手に
スポットライトが当たりづらく、
だからこそ
「そう言えば〇〇選手消えてたな...」と
言われることが多いのかなと思いますが、

逆を言ってしまえば
(時間も長いし)選手の印象が残りづらい
スポーツではあると思うので、

ゴールを決めると言った
何かインパクトがあるプレーを残せば
スポットライトを独り占めできる
可能性も高い
なと感じました。笑

えー 結論としては
「ゴールを決めよう!」です。笑


・交代の回数に制限がない(多彩な攻撃が見れる)

バスケは選手交代が
スムーズにできることもそうですが、
交代の回数に制限がないことも
特徴だと思っています。

つまりバスケでは
選手の組み合わせが常に変わるから、
色々なバリエーションのプレーが見れて
楽しみやすい
のかなと思いました。


一方、サッカーだと基本的には
後半の途中ぐらいまで
ずっとスタートと同じメンバーで
戦うことが多いと思います。

そうなるとどうしても
攻撃のパターンが似通ってくる
可能性は高そうですよね。

それに交代(回数)に制限があるため
一度交代して変わってしまうと
その試合にはもう出れなくなってしまいます。

つまり
「あ!メッシが出てきた!!
でもスアレスと交代か...
この二人の組み合わせが見たかったのに...」
みたいなことが起きちゃうわけです。

まぁそれがサッカーなのね
しょうがないんですけど。笑


ただ、逆に考えると
そのメッシとスアレスの組み合わせが
「次の試合では観れるかも!」
という楽しみになって
また会場に足を運んでくれる
動機になる
かもしれません。笑
#どうしてもプラスに考えたい男


・気持ちをリセットできる時間が多い

バスケの場合はタイムアウトが
1試合の中で最大6回(+ハーフタイム)で
休憩できる時間が多かったり、
選手交代が何回もできたりするため
気持ちをリセットできる時間が多いと思います。

どうしたって
人間の集中力には限界があると思うので、
こうやって試合が途切れる回数が多いほど
お客さんはより試合に集中して
観戦できる気がしています。


ずっとデスクに向かって
1日中仕事をすることはキツいから、
ちょっと休憩がてら携帯をチェックしたり
違うことに時間を使って気持ちを切り替える
みたいなノリです。

(そしてバスケの場合は
その途切れる時間が短いのがさらに良い)


一方、サッカーでは
タイムアウトというものはなく
(今年は引水タイムがありましたが)、
休憩できる時間はハーフタイムの1回だけです。

選手交代も基本的には
1試合で3回(今年は5回)と決まっているので、
バスケに比べて圧倒的に試合が途切れて
気持ちをリセットする(休憩する)時間が
少ない
と思います。

それこそバスケは
たくさん点が入る競技なので、
たとえ得点を見逃してしまっても
「うわぁ...やってしまった...」とは
なりにくそうです。

だからこそ試合中であっても
少し携帯を見て気持ちをリセットする
みたいなことも用意にできる
と思います。

一方、サッカーでは
1点がものを言う世界であるため、
試合中にちょっと携帯を見てしまった瞬間に
ゴールでも決まってしまったものなら、
絶望的な気持ちを味わうと思います。

つまり基本的には
ハーフタイムまでの45分間を
ずっと集中して観なきゃいけないと思います。

そう考えるとバスケの方が
試合時間も短いですし、
サッカーよりも気楽に観戦できそう
だな
と思いました。

ということを踏まえると、
今年はコロナの影響で引水タイムを
前半と後半の間で設けられていましたが、

会場に足を運んできてくれた
お客さんのことを考えると、
これからも引水タイムは基本のルールとして
導入した方がいいんじゃない?
と思ってます。
#ぜひ検討してみてちょ


・ゴールが決まるまでに
感情移入できるスキマがある

特に3ポイントシュートといった
対空時間があってゴールするまでに
時間があるシュートだと、

「入れ!」「決まって!!」と
言葉にするだけの時間があるため、

『シュートが決まって欲しい』
という期待感や願いがその瞬間にこもり、
ゴールが決まった時により満足度が
高くなる
ような気がしました。
#言いたいこと伝わってますか

(そしてそういう場面が
バスケでは圧倒的に多いと思います。)

サッカーでもロングシュートが
ゴールが決まるまでに時間があるシュート
として当てはまりますが、
たぶんバスケほど
そういうシーンは多くなくて、

それこそ「えっ 入ったの!?」みたいに
気づいたらゴールになっている
ということが意外と多かったりすると思います。


だからこそバスケの場合は
シュートにお客さんの想いが乗りやすい
といいますか、

選手本人に対してだけでなく
プレーにも感情移入がしやすくて、
「応援したい!」と思いやすい
スポーツ
な気がしました。
#黒子のバスケの緑間が1番感情移入されやすいプレイヤーなのかも


ちなみにサッカーの場合は
ゴールよりもひたむきなプレーなどに
お客さんの想いが乗りやすい
と思っています。

バスケでスライディングはできないですし、
これはサッカーならではの良さなのかなと。


・点が多く入る競技だからこそ諦めにくい

時間帯にもよりますが、
サッカーで3点差以上離されてしまうと
心のどこかで「ちょっと厳しいな」と
諦めてしまいやすいと思います。

ただ、バスケの場合は
1回ゴールが決まれば2点or3点入るので、

仮に20点以上離されてしまってのも
「なんかワンチャン何か起こるかも!」
と思いやすくて、
観ている人も「最後まで応援しよう!」
という気持ちになりやすそうな気がしました。

それこそサッカーでは
笛が鳴ったら試合が終わってしまいますが、
バスケには"ブザービート"があって
それも『最後まで何が起きるか分からない』
と感じやすい1つの例かなと思います。
#諦めたらそこで試合終了ですよ

ということを考えると
サッカーの場合は
『いかに失点を少なくするか』
ということを意識することが、
チームの勝利だけでなく
エンターテイメント性を考えた上で
重要になってくる気がしました。
#目指せ鉄壁の守備

まぁそんな感じで
バスケの試合を観てふと思ったことを
ただまとめて観ただけなんですけど、

やっぱり一度こういう風に
「なぜバスケは面白いのか」
「なぜサッカーは面白いのか」
みたいな感じで色々と考えておくと、
より試合観戦が面白くなる気がしました!

そんなこんなで
またハピネッツさんの試合を
観に行く機会があれば、
今度は普通に応援したいと思います!!笑


現場からは以上でーす。



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