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決まっている仕事と決まっていない仕事

仕事って何か?ということを改めて話し合うことって少ない
でも、人それぞれに思っていることは違うので、言葉として仕事をお願いしたときに、違うように相手が受け止めることも多いのではないだろうか
その中でも身の回りで、いざこざの原因になりやすいのが、こちらのAとBだと感じる

決まっていることをするのが仕事:A
決まっていないことをするのが仕事:B

AとBにまつわるいざこざストーリー

全社でBをやっていこう!って言われてBをしてみたら、Aだろって、、
Bー、Bー いうけど、結局Aなんでしょ?

起こっていることは、、
組織としてはAを満たした上でBを広げていきたい
だからこれからは全社でBをやっていこう!とメッセージを出す
でも個人の単位でみたときに、AなしでBでは組織として成り立たない
Bやったよ!と報告してみたら、Bの前にAだろと
おいおい言ってること矛盾してるじゃん
お互いに不信感

自分も前職で社内表彰とるけど、普段の仕事でそれほどインパクトがある感じはしない。という感じはきっとこれだったなと。今さらながら

AorBでなく、AandBという共通認識

AorBではなくAandBだという共通認識を持てれば平和になりそう

相手との間で合意されたAを満たした上で、
相手との間でまだ合意されていないBも試していく

期待値を上回るって、こういう書き方もできる

Aを依頼してA+Bが実現されたらワォ!
Aを依頼してAが実現されたらありがとう!
Aを依頼してBが実現されたらAどこいった?

今の自分の仕事に当てはめてみると、、、お客様のオフィス移転をお手伝いする仕事をしている中で、スケジュールにのせて移転を実現できるよう段取りしていく(A)。その上で、新しいオフィスでどんな活動を大切にしていくかメンバーで一緒に考えましょうよ!?とか、DIYでみんなで手を動かす場面つくれるとみんなに手応え残りますよ!?(B)とかをのせていく実感がある。

悩ましい新規事業開発部門

でも組織としてBだけを切り出してくることもある。例えば、新規事業開発部門。組織としてはAが大事だけれど、将来に向けてBを広げていきたい。既存の組織にいるとAが重視されてしまうので、部門と切り離してBに取り組むチームを作る。そして、Bやりました!と報告してみると、Aな人たちから”ふーん”。いやいや、結構大変やねんで、BもBで。

この場合、本当は新しさの定義を話し合えていないのかも。A+Bを目指しているのか、既存Aと全く異なる別の世界の新規Aを目指しているのか

組織としてA+Bを目指すなら、こんなA+Bを実現できたら良いよね!とイメージを擦り合わせて行けたら良さそう。

Aと全く異なる別の世界のAを目指しているなら既存Aな人たちから認めてもらう必要がそもそもない。新しいお客様からワォ!と言ってもらえることが大事。

仕事の中のA+B

仕事をしながら世界が広がっていくって、お客様との間で合意した確実に必要なAを実現しながら、ちょいとBも足すこと。それを続けていると、広がっていく。お客様との間で合意したAだけを実現していたら、Aだけが繰り返されていく。はじまり時点ではお客様もまだよく見えていないかもしれないけれど、プロジェクトを進める中でちょいとBを足すところに、自分の関心事を添えることができたら、探求っぽい学びの機会を生み出すことができる。仕事が面白くなる。

そして、一人ひとりのA+Bを応援すること

周囲のメンバーは一人ひとりの挑戦だったり工夫を応援すること。誰もが理解できるAだけでなく、Bに対する試みをしていること自体を。そうして、そうやっていろんなことを試しているチームになっていったら、いろんなところでいろんなことが起こっていて、面白そうだな〜。というのが、今思っているいいチームのイメージ。だから、AとBは切り離さず、みんなが取り組めるようにしておく方がいいんじゃないだろうか。

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