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儚い

46日目

大人になればなるほど色々な儚さに気づく。
ぼんやりと覚えていても、鮮明なところまでは覚えていない。
その時だけ思う。
もしあの時残せる何かでちゃんと残していれば。

悔いても仕方がない。
それだけ人の記憶が儚いことに気づく。
忘れたくなくても抜けてしまう。
だからこそ、
残せるうちに残すこと、
鮮明に焼き付けられることは焼き付ける。
その感覚がないと、どんどん抜けていってしまうのだと。
どんな話をして、
どんな話し方で、
どんな声で、
どんな表情でと。
思い出したくても、思い出せなくなるからこそ、
時々を大切にしなくてはと思う次第。

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