燗酒Bar Gatsというヤバイ店に行ってきました【食レポ】
「冷たい酒は不味い」
普通にこんな話を聞いたら
「そんな事言ったら世の中にある酒ほとんど美味しくなくなのでは?」
と、言いたくなるのが普通ではないでしょうか?
では逆に温かい酒はそんなに美味いのか、と。
今回はそんな熱燗のめちゃくちゃ美味い店 燗酒Bar Gatsの食レポです。
神泉駅から徒歩数分、狭い路地の間にそのお店はありました。
Rettyの人気店だと言うことが嫌でもわかるような看板。
看板の下にあるラベルがなんともそそるラインナップ(*´ー`*)
ささっと、カウンター7席のうちのひと席に座り、コースが始まるのを水を飲みながら待ちました。
一品目
・にいだしぜんしゅのブレンド×イチジクの白和えと刻んだ野菜の酢の物
トロッとした舌触りに、ピリッとした酸に、しっかりとした甘味。
問答無用で美味い。
少し飲むと同じ発酵食品であるホワイトペッパーをちょいがけしてくれるのですが、それまた美味かったです。
・7年熟成の竹雀×鶏のモモ肉とむね肉と生姜醤油
7年という月日を経た竹雀のメイラード反応とピリッと感が生姜醤油にすこぶる合います。
鶏肉なしでもいけるようなレベル。
日本酒を飲みながら、塩を舐めるなんてのはもう古いのかもしれません。
生姜醤油をつまみにする時代がきたのかもしれないです。
・にいだしぜんしゅの出汁割×鶏ときのこの煮物
実は色々な出汁割を試した事があるのですが、どれも微妙で結局1つも完成しなかった経緯が僕の中であったのですが「これか」と思いました。
貝、きのこ、醤油、混ぜ方、、、
多くの要素のバランスの結果なのでしょうが、そりゃあもう絶品でした。こればっかりはマジで経験しないとわからないなぁと実感しました。
・舞美人×角煮フライのタルタルソースがけ
あまりスペックでものを言うのは好きじゃないのですが、舞美人のスペックが異常だったので一応紹介します。
【外伝】の名に相応しい味わい。
いつもだったら「他の料理と合わせたら〜」みたいな質問はしないのですが
個性が強すぎるのにも関わらず、角煮とのバランスが絶妙すぎて「和食だったらこれと何を合わせたらいけますか?」と質問してしまうぐらいにドンピシャでした。
・伊根満開のスパイスがけ×肉
「肉には赤ワインではなく熱燗が合う」という文化が生まれるとしたら、おそらくこの店が発祥の地として紹介されるでしょう。
・神亀×梅干、金山寺味噌、酒粕
だいぶ気持ち良くなっていたという事もあり、神亀の写真を撮り忘れました。(何という失態…)
とりあえず覚えていることは
「神亀の熱燗をつける時はびびんな」という事てす。
本来ならばこの後にデザートがあるのですが少しトラブルがあり、急遽店を出る事に。
絶対また行くので、デザートは次の楽しみにとっておくことにしました( ;∀;)
言い忘れていましたが、もちろん全て熱燗です。
しかも、全て個性的。
いわゆるオーソドックスな熱燗を飲むのではなく、しっかりとチューニングされた熱燗が楽しめます。
まさに、ここでしか飲めないお酒がたくさんあります。唯一無二とはこういう事を言うのでしょうね。
そんな素晴らしいお店でした。
もし、日本酒好きで行ったことのない方がいるとしたら是非ともお試しを。
そんな感じで、今日の話は終わります。
では^ ^
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