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コース料理形式で楽しむラーメンとそれに合わせた日本酒のペアリング【食レポ(AOYAMA SAKE FLEA)】

ラーメン好きなSAKEのプロである

Gem by moto 千葉麻里絵さんと

SAKE好きなラーメンのプロ

饗 くろ㐂の黒木直人さんによるコラボが

AOYAMA SAKE FLEAで行われていたので

行って参りました。

今回はその食レポです。




ラーメンをはしごした事はありますが

コース料理形式でラーメンを楽しむという事自体が初めてだったので

どんなものかとワクワクさせて行ったところ

まず目に入ったのはこちらの紙でした。

こういったイベントでは

メモと食事で大忙しになりがちな僕にとって

神のような紙。


細かい分析やお酒の味についてはこの紙を見れば一発でわかるので

ペアリングに興味のある方は

是非ともスクショしていただきたいほどに

情報の詰まった紙でした。


そんな紙を穴が空くほど見ながら待っていたところ

一杯目のお酒が到着。

仙禽 愛山2011

8年熟成にも関わらず、このしゅわしゅわ感。

食べた後に飲むとさっぱりさせてくれる酸がある上に

熟成感がラーメンと重なるという

その旨が裏のラベルにも千葉まりえ氏のコメントめ書かれているという

まさにラーメンのための一本。

こちらは鯛の潮そばいただきました。

鯛と昆布の出汁がベースのスープに

生姜オイルと刻み生姜が良い感じに効いている

一杯。

普通にこれだけでも美味しかったです。

ラーメンをすすりながら

相性の良い日本酒を飲む。

すごい文化が生まれているなぁ

というのを実感した最初の一品と一杯でした。



一品目が食べ終わり

2杯目はこちらの日本酒でした。

花巴南還に

アンリ・ジロー ラタフィアを一滴垂らしたものを56℃まであげたもの。

芳醇な甘味のある花巴に

ラタフィアを一滴ブレンドすることで

香りに干し葡萄の深みを与えたという一杯。

全体的なバランスでいうとかなり甘め。


そして、こちらの日本酒と一緒にいただいたのは

鯖味噌和えそば 〜春の香り〜 

これがもう、これだけでも絶品。

カカオニブのチョコのような香りと

味噌だれと

蕗の薹の油と

鯖の燻製の相性が良く

今まで食べた汁なしラーメンの中で

圧倒的に美味しい一品でした。


また、このラーメンを食べた後に飲む花巴が格別に美味かったです。

蕗の薹とチョコの相性が良いということを考えると

想像しやすいのかもしれませんが

久しぶりに

「これは真似できないほどに、美味い」

と思った一杯でした。

ぜひとも、どこかで商品化して欲しいです。


もうだいぶ満足してしまいましたが

最後の一杯はこちら

菊正宗 樽酒 純米 70度

これは正直言って

飲んだことのある一本。

70度まで上げても

味わいがあり、樽の香りも残っている

たくましいお酒です。


そして

こちらの日本酒に合わせたのがこちらの

鴨そば

出汁と樽の香りが相性が良いと言う事は

「知っていたと思っていた。」

そんな気にさせられるようなペアリングでした。

途中で食べる芹もまた美味しく

まさに「気持ち良い」を具現化したような味と香りでした。

日本人で良かったです。



と、以上のラーメン3品と日本酒3種類をもちまして

コラボペアリングは終わりました。


結論を述べますと

ラーメンと日本酒って

合わせる事ができるようです。


むしろ

ちゃんとした知識さえあれば

合わせられないものなんてないんじゃないのか?

とまで思えました。


最初の2本は入手困難なお酒ですが

菊正宗は手に入れる事ができるお酒なので

家でも色々試してみたいですね。


まだ行った事がないので

「饗 くろ㐂」さんのガチなラーメンも

食べてみなければいけませんね…

本当に素敵な会でした。






そんな感じで、今日の話は終わります。

では^ ^


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