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とろとろに仕上げる白子ポン酢の作り方
白子嫌いな人に食べさせても「おいしい」と言ってもらえた白子ポン酢の作り方について解説します。日本酒のアテとしても最高ですので、是非ともお試しくださいませ。
選び方
白子の選び方においてポイントを3つ。
・粒がハッキリとしている(溶けてない)。
・薄いピンク色。
・嫌な匂いがしない。
僕は見た事がないのですが、もし「加熱用」と「生食用」がありましたら「生食用」を使うことをオススメします。調理過程の中である程度の臭みは抜けますが、ガンガン火を通して、ポン酢をたっぷりと浸して食べるような料理ではないので新鮮さに勝るものはありません。
下処理
白子は筋で繋がっているので、その筋を切ってあげます。
包丁で切ることも可能ですが、潰したくないのでハサミを使うのがオススメ。「俺は職人なんやー」という人が包丁で下処理したものよりも、新人の子がハサミでやった方がキレイに仕上がったという事件が以前職場で起きた事があるので、僕は仕込みを頼む時に白子と一緒にハサミを渡すよう心がけています。
また、筋を切ってもこのような黒い部分がついてある事があるのでここもカット。
引っ張って、切ってあげれば、ぽろんと白子が落ちます。
切る大きさの目安としましては大体15−20gぐらいがちょうど良いです。小さすぎるとちょっと物足りないし、大きすぎてもクドイのでこれぐらいが良さげ。居酒屋さんで出てくる白子も大体これぐらいのサイズ感です。
調理
下処理が終わったら調理に入っていきます。
と言っても調理はすごく簡単。
2%の塩水(水296gと塩6gを合わせたもの)と白子をジップロックの中に入れ、ストローか何かで空気をできるだけ抜き、蓋をします。
この時、空気が入っていると、温度の伝わりづらい部分とそうでない部分ができるため空気を抜いていますが、まあ、多少の空気は入ってても大丈夫です。
蓋をしっかりしたら約65度のお湯の中に入れます。
水の量が少ないと温度の調整がしづらいので、多めに水を張って、超弱火にして一時間ほど火にかけます。
とは言っても、そこまで正確にする必要はなく、±2度ぐらいは誤差なのでスマホをいじりながらの調整で十分。なんなら、晩酌しながらの調理でも良いかもしれません。
盛り付け
そうしましたら、あとは器に盛り付けるだけです。
冷やしてもおいしいですが、せっかくなので出来立てぐらいはほんのりと温かい状態でいただくのも美味です。
オススメのポン酢はこちらのゆずぽん。個人的にはこのブランドのものが好きです(アマゾン調べたのですが、リンクが見つかりませんでした…すみません)。
それにもみじおろし、万能ネギを散らして完成です。
塩水の中で調理する事で臭みも抜け、白子自体もとろっとろとなっている白子ポン酢です。良い具合に塩も効いているので、おつまみに最高です。
また、こちらの白子。一度しっかりと冷やしてから天ぷらにすると、外はサクッ、中はとろっ、のお手本のような仕上がりになりますので、もし揚げ物が面倒でなければお試しくださいませ。酢橘と塩を添えると、よりおいしいです。
タラは1月と2月が特においしいと言われている魚なので、できれば築地や豊洲で購入して(地方の方は家の近くのスーパーでも良いかもしれませんが)、お試しくださいませ。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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