日本酒×中華の会に行ってきました。
日本酒と中華ってどう考えても合わないです。
何故なら、日本酒のアルコールの感じが中華の辛味を増幅させて舌がヒリヒリしてしまうから。
と、思っていましたが
そんな常識を覆す会へ行ってきました。
今回はそんな会の食レポです。
場所は〇〇。
テーブルセットはこんな感じでした。
アンケートをとりながら食事をするというスタイル。
明らか仕事ができるであろう人のセットです。
「これは楽しみ…」という期待と共に、一品目を待ちます。
一品目はこちらでした。
よだれどり×京の春 にごり
よだれどりがとにかく絶品でした。香りも豊かで何も言う事はありません。
正直、お酒はあまり好みではなかったのですがシナモンとクローブのスパイスをかけたら絶品の味わいに…。
いきなりハンパなかったです。
二品目
・餃子×奥鹿 生酛 無濾過 生原酒 6年熟成
コーヒーの香りや塾成香のする餃子のタレと日本酒の味わいがバッチリな一品でした。
三品目
・青梗菜のクリーム煮×新政
枇杷のような酸味の持つ新政とクリームの相性がバッチリな組み合わせ。
意外にも青梗菜の青っぽさとも合うのが不思議な一品でした。
四品目
・海老チリ×アフルージュ+伊根満開
ケッチャプを使わずにさくらえびなどで出汁をとったソースと、酸味と旨味たっぷりの日本酒が口の中で合わさって初めて味が完成する…圧巻でした。
※お酒の写真は撮り忘れました。
五品目
・フカヒレのスープ×七本鎗 純米酒
タラバガニや貝柱、干し椎茸などでとった出汁で作られたフカヒレスープと木の香りのニュアンスのする七本鎗のペアリング。
言わずもがな、抜群の相性です。
六品目
・酢豚×三井の寿
「こんな酢豚は食べた事ない」
その一言に尽きる一品でした。
七品目
・担々麺×ボーミッシェル+仁勇 純米 とろり酒
粉っぽい、ラムネのような印象を受ける日本酒と担々麺のパクチーやナッツの香りと合う、そんな一品。
持って帰りたいぐらいに担々麺が超絶美味でした。
冒頭で「何故なら、日本酒のアルコールの感じが中華の辛味を増幅させて舌がヒリヒリしてしまうから。」と言ったのは誰だ?
と聞きたくなるぐらいに完成度の高いコースでした。
料理に余白を持たせる事でそこに酒を持ってくる、そんな理論を体感できたような気がします。
「料理のプロ×お酒のプロ」のコラボは楽しいですね。
また機会があったら行きたいと思います。
とても美味でした。
そんな感じで、今日の話は終わります。
では^ ^
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