圧力なし鍋で作る牛すじ煮込みの作り方〜手はかかりませんが、時間はかかります〜
「500円で幸せになれる方法ランキング」と言うものがあったなら、結構上位にくるんじゃないかなと思っている牛すじ煮込み。
作り置きに便利だし、ご飯のおかずにもなるし、おつまみになるしで、めっちゃ便利です。強いて言うならビールが進み過ぎるのが問題かもしれませんが。
と言うわけで今回はそんな牛すじ煮込みを圧力鍋なしで簡単に作る方法に書いていこうと思います。
材料
【材料】
牛スジ 350g
大根 150g
こんにゃく 150g
〜下茹でようの食材〜
・水 500ml
・酒 100ml
・生姜スライス 4枚(7g)
・長ネギの緑の部分 一本分→後でとる。
・ニンニク 2片
〜後入れの調味料〜
・みりん 大さじ1
・甜菜糖 大さじ2
・しょう油 大さじ3
・味噌 大さじ1
・唐辛子 一本
・味噌 大さじ1
〜薬味〜
・長ネギ 適量
・七味 適量
下茹で
今回は300円ぐらいで買ってきた、なんの変哲もない牛すじを使用します。
ちなみにですが、松坂牛の牛すじですら300gを1000円以下で買えるので、お祝いごとの時にはこちらを使っても良いかもしれません。お祝い事の時に牛すじ煮込みを使うかどうかは微妙ですが。
というわけで、まずは沸騰させたお湯を用意し
全力で15分ほど加熱し、牛すじ特有の臭いとアクをとります。
牛すじの脂っぽさが好きな方は1分ぐらいさっと煮て、洗うそうなのですが、15分しっかりと煮ても牛すじらしい味わいは十分に楽しめるので臭みを抜くことを優先して、しっかりと煮込みます。
一応、この時に出てくる「アク」に関しては後で洗うので取る必要はありません。ただ、鍋の縁についたアクってこびり付いて後で洗うのが手間なので、個人的にはとった方が良いかなと思います。
「鍋縁の汚れvsアクを取る用のおたま」どちらを洗うかは個人の自由です。
と言うわけで、しっかりとグツグツさせましたら、水で洗います。
ここに関しては軽く洗えばOKです。アクが肉についていたら落としてあげます。
その後、水気をしっかりととったら切ります。
どうせとろとろになるので、ここまで細かく切る必要はないかもしれませんが個人的に好きなので、このサイズに切ります。手は疲れます。
出来上がりはこんな感じ。この時点でつまみ食いすると無味無臭すぎて不安になるレベルですが、全く問題ないです。そのまま続けていきます。
調味
どこまでを「下茹で」とするか迷いましたが、この時点でいれるニンニクは仕上がりにかなり影響するので、ここからを調味とします。
念のため「調味 意味」で検索したところこのような定義が出てきました。
調味料…
もしかしなくても、調味には入ってませんが、ここからまた編集するのはちょっとアレなので、このまま続けていきます。
水と酒にニンニク、生姜、長ネギを加えて弱めの中火でグツグツと煮ます。
この時、必ずアルミホイルを被せます。
理由としては4つ。
・全体に味が染み込む。
・擬似的な圧力鍋になる(早く柔らかくなる)。
・水分が飛びづらい。
・アクをとってくれる。
素晴らしいですね、アルミホイル。
ちなみに「アルミホイルって落とし蓋に使って大丈夫なの?溶けないの?」と言う意見が時々あるそうなのですが、基本的には大丈夫です。
300度〜600度ぐらいの熱にさらされると溶けるそうなのですが、水はそこまで温度が上がりません。厳密に言うと、100度付近でも溶けるっちゃ溶けるのですが、身体に害はないそうです。まあ、ほとんどの人は気にしないですかね。僕がこの知識を同僚に話した時には「要ります?その知識」って言われました。
というわけで、アルミホイルをしたままま1時間ほど放置します。
その間に牛すじに使う用の具材を切っておきます。
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大根はおおよその目安ですが8等分ぐらいにします。今回は撮影用なので、面取りをざっくりとしていますが、面倒な場合はしなくても良いです。
むしろ、大根の煮物などを作る場合は皮を厚めに切り、皮際の苦く、固い分も一緒に剥くのですが、今回はその部分も一緒に煮た方が煮崩れしづらいので、皮は薄めに向いてます。牛すじ煮込み自体の味も濃いので、苦味も特に気になりません。そもそももったいないですしね。
こんにゃくは横半分に切って
切り込みを入れて
食べやすい大きさに切ればOKです。椎茸とミノを使っている理由は特にありません。行程の写真を撮り忘れただけです。
長ネギは小口切りにします。長ネギがない場合は万能ネギでもOK。ただ、ネギ嫌いじゃなければ、絶対にのせた方がおいしいです。僕は同僚にネギ嫌い人がいて、ネギを使ったまかないを作る度に「この料理、ネギなしでよく食えるな」って思うぐらいにネギ好きなので、個人差はあるかもしれませんが、絶対にのせてください。
そうこうしているうちに1時間が経ちました。
先ほど、無味無臭だった牛すじはほんのりと薬味の香りをこしらえています。ちなみにですが、この時点でもだいぶ柔らかいです。
というわけで、このタイミングで先ほどの大根、こんにゃくと
調味料を加えます。
大根を先に入れてから煮た方が大根自体に味は入るのですが、元々の味の濃いめの料理で、むしろ味が入りづらい方が良いと僕は思うので同時投入します。
というわけで、またアルミホイルをし、さらに1時間ほど煮ていきます。今回は特にやることもないので、のんびりスマホでもいじりながら待っても良しです。
煮物を作るのは良いですね。いい匂いとともに寒い日だと部屋も暖まります。
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1時間が経ちました。
どう見てもおいしいそうです。
というか、おいしいです。途中、匂いに我慢してきれずに、ビール片手にスマホをいじっておりました。
食事に関しては座って食べた方が満足度が高いと言われていますが、この料理に関してはキッチンで食べるのがうまいかもしれません。
というわけで、あとは盛り付けて、ネギを盛って、七味をふりかけて、完成です。
もちろん出来立てでもおいしいですが、多めに作って冷蔵庫に保存しておけば、温めていつでも食べれるのでそれもまた良しです。
生姜焼きなどはレンチンすると固くなってしまいますし、味も落ちますからね。その点、この料理は味が落ちにくいので作り置き向きにも便利です。
というわけで、今回は牛すじ煮込みの作り方についてでした。
なお、今回はリクエストをいただいての調理でした。
自分ではやろうと思ってなかった料理をやるって面白いですね。
もし、何かリクエストなどありましたらお気軽にコメントくださいませ。
それでは、またよろしくお願いします。
では^^
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